明日11月18日から20日まで、愛媛県砥部町でバドミントン『日本リーグ』が開催される。旧日本リーグがS/Jリーグに改称したことにより、日本リーグ2部が日本リーグに名称を変更。11月5日に一足早く開幕したS/Jリーグに続き、日本リーグも新たな出発を切ることになる。
S/Jリーグの下のカテゴリーにあたる日本リーグは、男子、女子ともに8チームが参戦し、総当りのリーグ戦で優勝を決める。約3カ月半に渡って戦いを繰り広げるS/Jリーグと違い、日本リーグはたった3日間の短期決戦となるため、1日2〜3試合を行なうことになる。そのため、上位進出のためには選手起用も非常に重要で、対戦相手に合わせたオーダーや、エース温存のタイミングなどの駆け引きも必要となる。たとえ国内トップクラスの選手を擁しているチームでも、総合力としての強さがなければ簡単に勝ち抜けないのが日本リーグの特徴だ。
日本リーグ優勝チームは、来年2月に行なわれるS/Jリーグ最下位チームとの入替戦の出場権利を獲得でき、さらに入替戦に勝利したチームがS/Jリーグに参戦することができる。
昨年は男子優勝の三菱自動車京都、女子優勝の山陰合同銀行が入替戦を制してS/Jリーグへの昇格を決めた。近年は日本リーグに所属するチームも高校、大学のトップ選手を獲得して戦力アップを図っている。全日本実業団でもS/Jリーグのチームと好勝負を演じることも増えており、今回のリーグ戦も激しいバトルが繰り広げられるだろう。
明日から始まる日本リーグ。その出場チームは以下の通り。
▼男子
東北マークス、東海興業、丸杉、大同特殊鋼、セーレン、宇部興産、ジェイテクト、トヨタ自動車九州
▼女子
広島ガス、七十七銀行、日立化成、三菱電機、東海興業、JR北海道、Cheerful鳥取、トヨタ自動車
会場
◆砥部町陶街道ゆとり公園体育館