11月6日に、バドミントンS/Jリーグ開幕戦の2日目が、昨日につづき北海道札幌市の「北海きたえーる」にて開催された。男子は昨年の王者・日本ユニシスの第2戦目などが行なわれ、女子は日本ユニシスと再春館製薬所の優勝候補が初戦を迎えた。ここでは2日目の女子ダイジェストを紹介しよう。
【女子】
北都銀行(2勝) 2−1 日本ユニシス(1敗)
永原和可那/松本麻佑●0〔17−21、11−21〕②髙橋礼華/松友美佐紀
川上紗恵奈②〔14−21、21−19、21−18〕1●髙橋沙也加
米元小春/田中志穂②〔21−13、21−7〕0●篠谷菜留/東野有紗
[戦評]
連覇をめざす日本ユニシスにとって、まさかの黒星スタートとなった。ユニシスは第1ダブルスでリオ五輪金メダリストの髙橋礼/松友が危なげなく勝利。しかし、北都銀行はナショナルB代表の川上が髙橋沙を破ると、続く第2ダブルスではエースの米元/田中も勝利。北都銀行は前日のヨネックス戦に続いて難敵を撃破し、最高の形で開幕節を終えた。
再春館製薬所(1勝) 3−0 岐阜トリッキーパンダース(2敗)
福島由紀/廣田彩花②〔21−6、21−10〕0●川添麻依子/岩崎楓由
山口茜②〔21−16、21−15〕0●山本紗椰
福万尚子/與猶くるみ②〔21−18、17−21、21−15〕1●江藤理恵/山口ソヨカ
[戦評]
王座奪還をめざす昨季2位の再春館製薬所がシーズン初戦を迎えた。岐阜トリッキーパンダースと対戦した再春館製薬所は、第1ダブルスの福島/廣田が6本、10本と相手を圧倒すると、リーグデビュー戦となった(旧日本リーグを含む)リオ五輪8強の山口茜も、終始、危なげない試合運びでウイニングポイントを挙げ、チームの今季初白星を決定させた。再春館製薬所としての初優勝へ向けて好スタートを切った。
ヨネックス(1勝1敗) 2−1 山陰合同銀行(2敗)
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−9、21−14〕0●山田真央/小林美紀
鈴木温子②〔21−9、21−13〕0●漆﨑真子
今別府香里/土井杏奈●0〔11−21、14−21〕②横山めぐみ/久後あすみ
[戦評]
ともに開幕節での連敗を避けたいヨネックスと山陰合同銀行が対戦。ヨネックスは櫻本/髙畑が第1ダブルスで勝利すると、今年の全日本社会人でシングルスの頂点に立った鈴木温子が、漆﨑をストレートで退けて勝利。山陰合同銀行は連敗を喫したものの、第2ダブルスではエースの横山/久後が一矢報いるなど明るい材料もあり、初勝利もそう遠くはなさそうだ。