11月５日にバドミントンS／Jリーグが、北海道・札幌市の北海きたえーるで開幕した。今年度からリーグ名を改称し、新たな一歩を踏み出したリーグの第１戦は、男女各３試合が行なわれた。ここでは女子ダイジェストを紹介しよう。
【女子】
NTT東日本（１勝） ３−０ 岐阜トリッキーパンダース（１敗）
新玉美郷／渡邉あかね②〔21−10、21−8〕０●川添麻依子／岩崎楓由
橋本由衣②〔22−20、21−17〕０●山本紗椰
川島里羅／尾﨑沙織②〔21−18、21−18〕０●江藤理恵／山口ソヨカ
昨季３位のNTT東日本は第１試合に組まれ、昨季７位の岐阜トリパンと対戦。第１ダブルスの新玉／渡邉が、岐阜トリパンの若手ペアをストレートで退けると、続く橋本由衣も接戦をモノにして２連勝。早々と勝利を決めたNTT東日本は、第２ダブルスの川島／尾﨑も白星をおさめて３−０で初戦を終えている。
北都銀行（１勝） ２−１ ヨネックス（１敗）
米元小春／田中志穂②〔21−16、21−16〕０●櫻本絢子／髙畑祐紀子
川上紗恵奈●１〔20−22、21−14、19−21〕②佐藤冴香
松本麻佑／永原和可那②〔21−16、21−5〕０●今別府香里／土井杏奈
互いにナショナル代表選手を抱える北都銀行とヨネックスが対戦。先制したのは北都銀行。第１ダブルスの米元／田中が相手のエースダブルスをストレートで下した。しかし、シングルスは日本A代表の佐藤冴香が、同B代表の川上紗恵奈をファイナルゲームの末に下して１−１に。勝負の行方が第２ダブルスに持ち越されると、ヨネックスはシングルスプレーヤーの今別府と土井のペアで臨み、北都銀行はB代表の松本／永原のオーダー。すると、高い攻撃力を発揮した松本／永原が２−０でヨネックスペアをおさえ、北都銀行が大事な一戦を白星で飾った。
ACT SAIKYO（１勝） ２−１ 山陰合同銀行（１敗）
米元陽花／今井優歩②〔21−19、21−19〕０●横山めぐみ／久後あすみ
齋藤栞②〔21−11、21−12〕０●漆﨑真子
今野あゆみ／重田美空●０〔13−21、25−27〕②山田真央／小林美紀
今季S／Jリーグ初参戦の山陰合同銀行と、昨季昇格して６位と健闘したACT SAIKYOが対戦。勝利を飾ったのはリーグの先輩であるACT SAIKYO。第１ダブルスの米元／今井が横山／久後を19本19本で下すと、続くシングルスの齋藤栞も山陰合同のエース漆崎に２−０で快勝。第２ダブルスは山陰合同の山田／小林がポイントをあげたが、今季上位進出をねらうACT SAIKYOが初戦から好スタートを切った。