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【帰国コメント】「もっともっと勝てるようになりたいと思った」(松友)

10月31日(月)夜、髙橋礼華/松友美佐紀が日本代表のフランス、デンマーク遠征から帰国した。リオ五輪後、ヨネックスオープンジャパン(東京・SS、以下YOJ)に出場し準優勝を飾ったが、海外のSS参戦は初めて。デンマークOP(オデンセ・SSP)では今季のSSで4勝目となる優勝を収め、フランスOP(パリ・SS)でも4強に名を連ねた。

デンマークOPでは決勝で、リオ五輪・準決勝でも対戦した鄭景銀/申昇瓚(韓国)をファイナル16本で下しての優勝。「YOJでは負けて悔しさが残りましたが、今回のデンマークOPでは自分たちのプレーをして、結果を残したいというふうに気持ちに切り替えられ、本当に優勝することができてうれしいです」と髙橋は語った。

続くフランスOPでは、準決勝で中国の19歳ペア・陳清晨/賈一凡に99分の熱戦(21-16、27-29、15-21)の末に敗れた。「陳清晨はミックスも優勝していたので、19歳ながら本当に実力があるなと思っていました。決勝は第2ゲームが勝負でした。次は勝ちきれるようにしっかり修正したいです」(髙橋)、「今回負けたことで、すごく悔しかった。やっぱり中国には負けたくないと思いましたし、もっともっと勝てるようになりたいなと本当に思いました」(松友)と、それぞれ雪辱を誓った。

日本協会関係者から渡された花束を手に、笑顔を見せる髙橋(左)と松友(羽田空港国際線ターミナルにて)

 

2人の次の出場予定試合は、11月6日(日)に札幌市で行なわれるS/Jリーグの初戦(対北都銀行)だが、視線の先にはやはり「世界」がとらえられている。「リーグもありますが、その先の中国OP(11月15~20日、SS)、香港OP(11月22~27日、SS)でまた結果を出したいです。リーグでもそのために自分たちのプレーをしっかり出したい。『対日本人』というより、『対世界』というプレーができるように頑張りたいです」(髙橋)。

2人の今年最大の目標は、12月14~18日にUAE・ドバイで行なわれるSSファイナル。11月29日~12月4日には全日本総合も控え、国内外で慌ただしいスケジュールをこなしていくが、中東の地でオリンピックに続くビッグタイトルの獲得をめざす。

※残りの日本代表選手・スタッフは11月1日(火)朝に帰国

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