10月29日に開催されたフランスOP(パリ・SS)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本は女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が準決勝に登場。中国の若手で、昨年の世界ジュニア王者である陳清晨/賈一凡と対戦した髙橋/松友は、第1ゲームで相手を16本に抑えて先制する。
しかし、第2ゲームは20オールのデュースから、どちらも譲らずに27−27。ここで先に抜け出した中国ペアが連続得点を奪い、勝負の行方はファイナルゲームにもつれた。第3ゲームは、序盤で4連続得点などでリードを作った陳清晨/賈一凡が、髙橋/松友の追撃を抑えて勝利。初のSS決勝進出を果たした。
敗れたタカマツは2大会連続の決勝進出は逃したものの、しっかり上位入賞の結果を残し、今回の欧州遠征を終えている。
このほか、男子シングルスは韓国の36歳・李炫一と中国の若手・石宇奇が決勝に進出。女子シングルスはアメリカのベイウェン・ツァンとヨネックスOPジャパン覇者の何冰嬌(中国)の頂上決戦となった。
男子ダブルスは、復活のVをねらうボー/モーゲンセン(デンマーク)と、SS初優勝に臨むタイのボディン/ニピフォンが激突。女子ダブルスは陳清晨/賈一凡と張藝娜/李紹希(韓国)、混合ダブルスは世界ランク1位の高成炫/金荷娜(韓国)と新勢力の鄭思維/陳清晨(中国)が優勝を争う。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
李炫一(韓国)②〔21−17、21−15〕0●伍家朗(香港)39分
石宇奇(中国)②〔21−7、21−15〕0●許仁豪(台湾)44分
【女子シングルス】
ベイウェン・ツァン(アメリカ)②〔21−19、21−15〕0●孫瑜(中国)43分
何冰嬌(中国)②〔27−25、21−17〕0●成池鉉(韓国)59分
【男子ダブルス】
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−19、21−17〕0●アストルップ/ラスムスセン(デンマーク)51分
ボディン/ニピフォン(タイ)②〔21−18、17−21、21−19〕1●プラタマ/スワルディ(インドネシア)68分
【女子ダブルス】
張藝娜/李紹希(韓国)②〔21−14、21−18〕0●黄東萍/李茵暉(中国)57分
陳清晨/賈一凡(中国)②〔16−21、29−27、21−15〕1●髙橋礼華/松友美佐紀99分
【混合ダブルス】
高成炫/金荷娜(韓国)②〔21−18、21−19〕0●ニールセン/ペデルセン(デンマーク)51分
鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−17、21−15〕0●張楠/李茵暉(中国)39分