10月16日に開催された全日本学生選手権(千葉県・千葉ポートアリーナ)は、男女団体戦の準決勝・決勝戦が行なわれた。
【男子】
男子団体は、準決勝で昨年の優勝校である法政大と、ナショナルB代表・五十嵐優、インカレ3連覇中の西本拳太らを擁する中央大、そして関西の雄・龍谷大と早稲田大が激突した。戦力で上回る中央大は、法政大に隙を見せずに3−0で勝利すると、もう一方の山では、近年着実に成長を遂げている龍谷大が早稲田大を3−0で退けて、初の決勝進出を決めた。
決勝戦は、中央大が勢いにのる龍谷大をしっかり抑えて3−0の完封勝利。2年ぶりの優勝を決めている。
【女子】
女子は、安定した戦力を誇る筑波大が頂点に立った。準決勝で日本体育大を3−1で破った筑波大は、決勝戦で早稲田大と対戦。第1シングルスを筑波大、第2シングルスを早稲田大が奪い合うと、ここで力を発揮したのが筑波大。ダブルスのエース、加藤美幸/柏原みきが完勝でポイントを上げて王手をかけると、続く第2ダブルスも勝利を飾り優勝。見事3連覇を達成している。
団体戦準決勝・決勝の結果は以下の通り。
【男子団体】
▼準決勝
中央大 3−0 法政大
龍谷大 3−0 早稲田大
▼決勝
中央大 3−0 龍谷大
【女子団体】
▼準決勝
早稲田大 3−1 明治大
筑波大 3−1 日本体育大
▼決勝
筑波大 3−1 早稲田大