10月8日に開催されたタイOP(バンコク・GPG)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本からは男女シングルス、男女ダブルスの4種目で勝ち残った選手が決勝の切符をかけて争った。
男子シングルスは西本拳太がタイのエース格の選手と対戦。第1ゲーム19−21までねばった西本だったが、第2ゲームは16−21で敗れ決勝進出はならず。女子シングルスは大堀彩が世界ランク18位のタイ選手と激突し、第1ゲームを12本で先制。しかし、第2ゲームは相手に奪われファイナル勝負にもつれこんだ。すると、序盤でリードを奪ったのは大堀。連続得点で差を広げると、そのリードを守って勝利。決勝進出を決めている。
男子ダブルスは井上拓斗/金子祐樹が、インドネシアペアとの接戦を切り抜けて白星を奪取。女子ダブルスでは松本麻佑/永原和可那がタイのペアを振り切り、今年のUSオープン準優勝以来の決勝進出を果たした。もう1組の加藤美幸/柏原みきは、タイの1番手ペアにストレートで敗れ4強に終わっている。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア)②〔19−21、21−16、21−17〕1●李卓耀(香港)61分
タノンサック・サエソンボーンスク②〔21−19、21−16〕0●西本拳太46分
【女子シングルス】
ブサナン・オングブンルングパン(タイ)②〔22−20、21−13〕0●ゴー・ジンウェイ(マレーシア)49分
大堀彩②〔21−12、12−21、21−13〕1●ニチャオン・ジンダポル(タイ)65分
【男子ダブルス】
井上拓斗/金子祐樹②〔21−19、24−22〕0●アルフィアン/アルディアント(インドネシア)43分
アングリアワン/サプトロ②〔21−17、21−18〕0●リムKW/オンJG(マレーシア)38分
【女子ダブルス】
サプシリー/プッティタ(タイ)②〔21−14、21−13〕0●加藤美幸/柏原みき44分
松本麻佑/永原和可那②〔21−19、21−17〕0●ジョングオルファン/ラウィンダ(タイ)47分
【混合ダブルス】
タンMK/ライPJ(マレーシア)②〔22−24、21−17、21−14〕1●プアバラヌクロ/サプシリー(タイ)69分
鄧俊文/謝影雪(香港)②〔18−21、21−13、21−15〕1●スパ/プッティタ(タイ)51分