10月2日に開催された韓国OP(SS)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
日本は女子シングルスの山口茜が決勝に進出し、韓国のエース・成池鉉(韓国)と対戦。第1ゲームは20−22で奪われたものの、第2ゲームは15本に抑えてゲームカウントを1−1のイーブンに。ファイナルゲームは相手にリードを許す展開となったが、終盤17−17の同点に追いつくと、そこから一気に抜け出して逆転勝利。山口は13年ヨネックスOPジャパン優勝以来となる、スーパーシリーズ制覇を成し遂げた。
そのほかの種目では、男子シングルスで23歳の喬斌(中国)が孫完虎(韓国)を下してスーパーシリーズ初制覇を達成。女子ダブルスはリオ五輪銅メダリストの鄭景銀/申昇瓚、混合ダブルスは高成炫/金荷娜がそれぞれ優勝を飾った。
男子ダブルスは柳延星/李龍大(韓国)は、ヨネックスOPジャパン優勝の若手・劉雨辰/李俊慧(中国)と対戦。ファイナルゲーム86分の激闘を見事制して、地元で有終の美を飾っている。
決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
喬斌(中国)②〔21−11、21−23、21−7〕1●孫完虎(韓国)84分
【女子シングルス】
山口茜②〔20−22、21−15、21−18〕1●成池鉉(韓国)74分
【男子ダブルス】
柳延星/李龍大(韓国)②〔16−21、22−20、21−18〕1●劉雨辰/李俊慧(中国)86分
【女子ダブルス】
鄭景銀/申昇瓚(韓国)②〔21−13、21−11〕0●駱贏/駱羽(中国)45分
【混合ダブルス】
高成炫/金荷娜(韓国)②〔21−14、21−19〕0●鄭思維/陳清晨(中国)38分