9月30日に開催された韓国OP(SS)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
日本は女子シングルスの山口茜が韓国選手を退ければ、三谷美菜津も中国の若手選手を再び下して準決勝に進出。山口は先週のヨネックスOPジャパンに引き続き2大会連続の4強入りを果たした。また、三谷はSS以上のランクの大会では、14年世界選手権銅メダル以来となるベスト4入りを決めている。
女子ダブルスは福万尚子/與猶くるみ、松尾静香/内藤真実が登場するも、どちらも韓国の強豪ペアにストレートで敗れベスト8。男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士は、優勝候補の柳延星/李龍大(韓国)と激突し、ファイナルゲームの接戦の末、最後は失速して金星を逃した。
そのほかの試合では、地元韓国勢が各種目で活躍。とくに男子シングルスでは、エースの孫完虎が白星をつかんだほか、36歳のベテラン・李炫一も準決勝に勝ち進んでいる。女子シングルスでは韓国の成池鉉、金效旻が準決勝に勝ち上がった。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
孫完虎(韓国)②〔21−18、21−13〕0●H・K・ヴィテンフス(デンマーク)43分
李炫一②〔25−23、21−13〕0●アジャ・ジャヤラム(インド)44分
黃永棋(香港)②〔21−18、21−17〕0●田厚威(中国)53分
喬斌(中国)②〔21−7、21−14〕0●許侊熙(韓国)34分
▼準決勝の対戦カード
黃永棋 − 喬斌
孫完虎 − 李炫一
【女子シングルス】
山口茜②〔21−13、21−13〕0●KIM Hyang Im(韓国)36分
三谷美菜津②〔14−21、21−19、21−16〕1●陳雨菲(中国)62分
成池鉉(韓国)②〔21−16、21−18〕0●戴資穎(台湾)42分
金效旻(韓国)②〔21−19、21−8〕0●金佳恩(韓国)33分
▼準決勝の対戦カード
山口茜 − 三谷美菜津
金效旻 − 成池鉉
【男子ダブルス】
柳延星/李龍大(韓国)②〔21−15、18−21、21−18〕1●園田啓悟/嘉村健士82分
ゴーVS/タンWK(マレーシア)②〔21−18、21−13〕0●洪煒/柴飈(中国)32分
王懿律/黄凱祥(中国)②〔21−17、21−16〕0●保木卓朗/小林優吾37分
劉雨辰/李俊慧(中国)②〔21−11、21−16〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)27分
▼準決勝の対戦カード
劉雨辰/李俊慧 − ゴーVS/タンWK
柳延星/李龍大 − 王懿律/黄凱祥
【女子ダブルス】
張藝娜/李紹希(韓国)②〔21−10、25−23〕0●松尾静香/内藤真実53分
鄭景銀/申昇瓚(韓国)②〔21−12、21−13〕0●福万尚子/與猶くるみ42分
リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔21−18、21−18〕0●区冬妮/于小含(中国)51分
駱贏/駱羽(中国)②〔19−21、21−15、21−18〕1●G・ストエヴァ/S・ストエヴァ(ブルガリア)65分
▼準決勝の対戦カード
鄭景銀/申昇瓚 − 張藝娜/李紹希
駱贏/駱羽 − リターユール/ペデルセン
【混合ダブルス】
チャンPS/ゴーLY(マレーシア)②〔21−14、14−21、21−19〕1●ラスムセン/シーグセン(デンマーク)60分
高成炫/金荷娜(韓国)②〔21−15、21−17〕0●アストルップ/ヤエスフェルト(デンマーク)33分
鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−17、21−19〕0●魯愷/黄雅瓊(中国)36分
李晉熙/周凱華(香港)②〔21−15、13−21、21−12〕1●鄭義錫/柳海媛(韓国)59分
▼準決勝の対戦カード
高成炫/金荷娜 − チャンPS/ゴーLY
鄭思維/陳清晨 − 李晉熙/周凱華