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【YOJ】髙橋礼華&松友美佐紀が決勝に進出!<準決勝>

9月24日に開催されたヨネックスオープンジャパン2016(東京体育館)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは各種目のダイジェストをお伝えしよう。

 

【男子シングルス】

準決勝の第1試合はリー・チョンウェイ(マレーシア)とマーク・ツゥイーブラー(ドイツ)が対戦。6回目の優勝をめざすチョンウェイは、序盤から主導権を握りツゥイーブラーを圧倒。第1ゲームを14本で抑えると、続く第2ゲームも勢いそのままにポイントを重ね21−15で快勝! 2大会ぶりの決勝進出を果たした。

第2試合はヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)と孫完虎(韓国)が激突。第1ゲームでアグレッシブに攻めたヨルゲンセンがペースをつかんで先制すると、第2ゲームもねばる孫完虎を振り切って19本で勝利。スーパーシリーズ決勝進出は今年6月のインドネシアOP以来2大会連続となった。

 

▼決勝戦のカード

リー・チョンウェイ(マレーシア) − ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)

 

【女子シングルス】

日本選手は山口茜(写真)、大堀彩が登場した。第1試合は大堀が中国の19歳・何冰嬌と対戦。ラチャノック・インタノン(タイ)を準々決勝で下した何冰嬌に対し、大堀彩は第1ゲームで積極的に攻撃を仕掛け13−−14。しかし、ここからスピードを上げた何冰嬌が、点差を広げて第1ゲームは何冰嬌が先制。第2ゲーム、19−11と大量リードをつくった大堀だったが、ここから何冰嬌が6連続得点などで追い上げプレッシャーをかける。すると、20オールから先に2連続得点を奪った何冰嬌が勝利。初のSS決勝進出を果たした。

第2試合は山口茜と孫瑜(中国)が対戦。184cmの高身長・孫瑜に対して「球の高さを意識していた」という山口だったが、ドリブンクリアーが捕まってしまい「相手のカウンターになってしまった」(山口)。第1ゲーム17本で奪われた山口は、第2ゲームも孫瑜を前後に揺さぶって勝機を探ったが、相手の攻撃に押されて後手に回った。第2ゲームを18本で奪われた山口はここで敗戦。2年連続決勝進出はならなかった。

▼決勝戦のカード

何冰嬌(中国) − 孫瑜(中国)

 

【男子ダブルス】

日本は園田啓悟/嘉村健士が、高成炫/金基正(韓国)と対戦。パワフルな攻撃が持ち味となる韓国ペアに対し、園田/嘉村も低空ドライブで応戦して第1ゲーム17本で奪った。第2ゲームはドライブ合戦から間隙を突いてくる韓国に押された園田/嘉村が、15本で落として1−1のイーブンに。ファイナルゲームはソノカムが11−10でインターバルに入ったが、後半から韓国ペアが5連続得点などで逆転。園田/嘉村も盛り返したが、最後は韓国ペアが抜け出して園田/嘉村はベスト4に終わった。

第2試合はインドネシアのセティアワン/アッサンと中国の若手・劉雨辰/李俊慧(中国)が対戦。第1ゲームは中国、第2ゲームはインドネシアペアがそれぞれ奪いファイナルゲームに入ると、劉雨辰/李俊慧が猛ラッシュ。11−4と一気に引き離すと、そのままセーフティーリードを保って勝利。初のSS決勝進出を果たした。

▼決勝戦のカード

劉雨辰/李俊慧(中国) − 高成炫/金基正(韓国)

 

【女子ダブルス】

第1シードの髙橋礼華/松友美佐紀(写真)は、準決勝の接戦を勝ち抜いた米元小春/田中志穂と対戦。第1ゲームはタカマツがペースを掌握して先制。第2ゲームは米元/田中も意地をみせて19‐19の接戦に持ち込んだが、勝負所ではタカマツが一枚上手。ここから2連取した髙橋/松友がストレートで制して、2大会ぶりの決勝進出を果たした。

第2試合のリターユール/ペデルセン(デンマーク)VS駱贏/駱羽(中国)の試合は、第1ゲームを駱贏/駱羽が奪うも、第2ゲーム以降はデンマークペアが本領を発揮。高い打点から迫力ある攻撃で1−1にすると、第3ゲームもその勢いで押し切って逆転勝利。

これにより、決勝戦はリオ五輪に続いて髙橋礼華/松友美佐紀VSリターユール/ペデルセンのカードになった。

▼決勝戦のカード

髙橋礼華/松友美佐紀 − リターユール/ペデルセン(デンマーク)

 

【混合ダブルス】

第1試合は魯愷/黄雅瓊と鄭思維/陳清晨の中国対決。ここで勝利をつかんだのは若手の鄭思維/陳清晨だ。先輩を相手に第1ゲーム11本で奪うと、第2ゲームは接戦を抜け出し19本で勝利した。

第2試合は優勝候補の高成炫/金荷娜(韓国/写真)と、リオ五輪銀メダリストのチャンPS/ゴーLY(マレーシア)が激突。試合は韓国ペアが主導権を握り、14本18本で勝利。「相手の攻撃がよかった」とマレーシアのチャン。パワフルな攻撃を武器とする高成炫/金荷娜が、SS2大会連続となる決勝進出を果たした。

▼決勝戦のカード

高成炫/金荷娜(韓国) − 鄭思維/陳清晨(中国)

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