ヨネックス株式会社では、縦糸と横糸の仕様をそれぞれ変えた、同社初となる“ハイブリッドストリング”『エアロバイト』を9 月下旬に発売する。
現代のバドミントンのプレーでは、ハイスピードでの激しいラリーの応酬が多く見られ、なかでも相手の体勢を崩し、試合を有利に進めるプレースタイルが目立つようになっている。ネット間近から相手のネット際に落とす“ヘアピン”と、シャトルを切るように打つ“カット”などのショットで相手を崩して、得点へとつなげるプレースタイルだ。
同社で二つのショットを詳細に解析した結果、従来のストリングでは、一方のショット効率を高めるともう一方は低下するという、相反する挙動となることが判明。この二つのショットを両立すべく研究を重ね、ついに新理論の同社初バドミントン用 “ハイブリッドストリング”を開発した。
◇製品の特長
・縦糸を太く表面積を大きくし、摩擦力を大きくするコーティングを施すことでシャトルを軽く弾いたときにも強い回転がかかりやすくなっている。これにより通常のヘアピンよりもコルクが下に向き始める時間が遅くなり、対戦相手は通常よりも下の位置で打ち返すことになり、体勢をより崩すことができる
・横糸は細く低摩擦とすることで、カットの打撃時にシャトルに当たる縦糸が大きく動き素早く戻るようにして、より強い回転がかかりやすくなっている。鋭く沈む、打ち返されにくいカットを打つことが可能になった。また細い横糸の採用で、スピード性能も高くなり鋭い弾きを生み出す。
→商品の詳細は こちら(ヨネックス株式会社)