8月18日に開催された第46回全国中学校大会(石川県・金沢市総合体育館)2日目は、男女団体戦が行なわれた。17日には団体戦の1回戦が行なわれ、この日は2回戦から決勝までが実施されている。
男子団体の決勝戦は、14年優勝校で奈良岡功大を擁する浪岡(青森)が、猪苗代(福島)を2−0のストレートで破り、2年ぶり2度目の頂点に立った。
なお、第1シードの埼玉栄(埼玉)は、2回戦で帯広第一(北海道)にストレート負けを喫して2連覇ならず。その帯広第一は、続く準々決勝で生目南(宮崎)を2-1で退けて初の3位入賞を果たした。反対の山からは、初出場の大原野(京都)が、聖ウルスラ学院英智、西武台千葉の強豪を次々と下し3位に輝いている。
【浪岡・監督コメント】
★鹿内裕一監督
「浪岡はチームワークがいいチーム。金沢に入ってからは、とくにチームの雰囲気がよかったと思います。あとは、功大の存在が大きかったですね。プレーでも精神面でもみんなを支えてくれました。キャプテンも頑張ったし、最後は3年生も意地を見せた。なにより、保護者の方やメンバー以外の子たち、後援会の方など、たくさんの人の支えがあってこの優勝があると思います」
★武藤映樹キャプテン
「猪苗代には東北大会で負けて悔しい思いをしたので、優勝できてすごくうれしいです。キャプテンとして、負けてもいいから全力でいこうという話をしました。監督はもちろん、エースの功大もチームを引っ張ってくれたし、保護者の方々のサポートがすごく支えになりました」
【男子結果】
▼準々決勝
帯広第一(北海道)2-1 生目南(宮崎)
浪 岡(青森) 2-1 亀崎(広島)
大原野(京都) 2-0 西武台千葉(千葉)
猪苗代(福島 2-1 淑徳巣鴨(東京)
▼準決勝
浪岡 2-1 帯広第一
猪苗代 2-0 大原野
▼決勝
浪岡 2-0 猪苗代
奈良岡功大/大平啓人②〔21−17、21−15〕0●後藤サン/山下啓輔
久慈友也②〔21−18、21−12〕0●稲光翔太郎
武藤映樹/八岩慎之介1〔19−21、21−16、打ち切り〕1鶴岡真人/安田伊吹
※準々決勝以上を掲載