【リオ五輪】世界ランク5位・ヨルゲンセンが決勝T1回戦敗退<男子シングルス>

8月16日に開催されたリオ五輪・バドミントン競技6日目は、男子シングルスを除く4種目が行なわれた。日本からは奥原希望、山口茜、髙橋礼華/松友美佐紀が出場。奥原と山口との日本人同士の対決は、奥原に軍配があがり準決勝進出。女子ダブルスの準決勝は髙橋礼華/松友美佐紀が勝利し、決勝進出を果たしている。

日本人選手が活躍するなか、すでに日本選手が敗れた種目でも、他の海外選手たちの上位進出が決まっている。ここでは、15日まで行なわれた男子シングルスの結果について振り返る。

 

【男子シングルス・予選リーグ】

男子予選リーグは、順当にシード選手が決勝トーナメントに勝ち上がった。唯一、グループKのシード選手だったマーク・ツーベラー(ドイツ)が、アイルランドのスコット・エバンスに敗れたが、それ以外のシード選手のほとんどが2−0ストレート勝ちで2連勝。予選1位通過で決勝Tに進んでいる。

なお、ほかのトップランカーで予選落ちをしたのは、林丹(中国)と同組に入ったグエン・ティエンミン(ベトナム)。そして、強豪が集まったLグループに入った、李東根(韓国)とブーンサック・ポンサナが、それぞれビクター・アクセルセン(デンマーク)に敗れて五輪を終えている。

予選リーグの結果は>>> こちら

 

ドイツのマーク・ツーベラーは決勝T進出ならず
ドイツのマーク・ツーベラーは決勝T進出ならず

 

【決勝トーナメント1回戦】

男子シングルスは、各予選リーグを1位通過した13選手が、男子決勝トーナメント1回戦に進んだ。リー・チョンウェイ(マレーシア)、林丹(中国)、諶龍(中国)の3名はシードのため、15日の1回戦には出場せず。そのほかの試合は、上位進出をめざして熾烈な戦いが繰り広げられている。

 

決勝T1回戦では、世界ランク5位のヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)が、インドのスリカンス・キダムビに敗れ姿を消した。試合のスコアは21ー19、21ー19のストレート負け。近況、成績が芳しくなかったスリカンスだが、五輪本番で見事格上相手から金星を奪ってみせた。

また、予選リーグで佐々木翔を下して決勝Tに進んだイギリスのラジフ・オーゼフが、インドネシアのトミー・スギアルトを撃破し準々決勝にコマを進めている。

その他の試合では、周天成(台湾)、ビクター・アクセルセン、孫完虎(韓国)ら世界トップランカーがベスト8入りを決めている。

上位をねらったヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)も1回戦敗退
上位をねらったヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)も1回戦敗退
格上のインドネシア選手を下したイギリス代表のラジフ・オーゼフ
格上のインドネシア選手を下したイギリス代表のラジフ・オーゼフ

 

▼決勝トーナメント1回戦

スリカンス・キダムビ(インド)②〔21−19、21−19〕0●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク) 44分

孫完虎(韓国)②〔23−21、21−17〕0●伍家朗(香港)54分

周天成(台湾)②〔21−10、21−13〕0●胡贇(香港)37分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−16、21−12〕0●スコット・エバンス(アイルランド)40分

ラジフ・オーゼフ(イギリス)②〔21−13、14−21、21−16〕1●トミー・スギアルト(インドネシア)66分

 

投稿日:2016/08/17
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