8月14日に開催されたリオ五輪・バドミントン競技4日目は、各種目予選リーグが行なわれ、女子シングルスにグループ山口茜が出場した。
山口の相手はマレーシアの1番手、ティー・ジンイ。実績でいえば山口が上だが、第1ゲーム序盤はティーがリード。スマッシュを中心に山口を攻め立て、ラリーのペースをしっかり握っていた。しかし、第1ゲーム中盤、ティーがスマッシュを打った際に左足のふくらはぎを負傷。スピードダウンしたティーに対し、山口が冷静にポイントを重ねて21−18で第1ゲームを先取した。
第2ゲーム開始前に治療したティーだったが、試合が再開しても本来の動きは取り戻せず。山口は着実にポイントを奪い、最後は5点に抑えてストレート勝ち。リーグ戦2勝目を手にした。
予選グループKで2連勝を飾った山口は、決勝トーナメント進出が決定。次戦は15日・決勝トーナメント1回戦で、グループL1位通過のラチャノック・インタノン(タイ)と対戦する。
▼女子シングルス 予選リーグ・グループK
山口茜(2勝)2〔21−18、21−5〕0ティー・ジンイ(マレーシア/1勝1敗)