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【岡山IH2016】髙橋明日香が優勝候補を下しベスト4<女子シングルス>

「2016 情熱疾走 中国総体」バドミントン競技は11日、男子シングルス1回戦~準々決勝が岡山県・ジップアリーナ岡山で、女子シングルス1回戦~準々決勝が岡山市総合文化体育館で行なわれ、それぞれベスト4が出そろった。

2年生でベスト4入りを果たした髙橋明日香(富岡ふたば)。準々決勝では優勝候補の海老原に勝利

 

女子シングルスで4強入りしたのは、髙橋明日香(富岡ふたば)、藤原あすか(青森山田)、香山未帆(倉敷中央)、仁平菜月(富岡ふたば)の4人。V候補のシード選手が準決勝にコマを進めるなか、このなかで唯一の2年生・髙橋が、準々決勝で第1シードの海老原を破り4強に名を連ねた。

全日本ジュニアと高校選抜2つのタイトルを持つ海老原と、今年から日本B代表入りした髙橋の対決は、ファイナルゲームまでもつれる接戦に。先に第1ゲームを奪ったのは髙橋。試合序盤は動きが硬く、海老原にリードを許す展開となったが、徐々に調子を取り戻して24-22と逆転に成功。

しかし、女王として負けられない海老原も、第2ゲームは持ち味のねばり強さを発揮し、1点を取り合う白熱したシーソーゲームを根性で奪い返した。

お互いに疲労も蓄積したファイナルゲーム、先に抜け出したのは髙橋だった。第2ゲームの接戦で余力を失った海老原に対し、前半からパワーで押し込み8−3とリード。海老原も球際のショットを何度もひろって応戦したが、終盤は髙橋の角度ある攻撃をしのぎ切れず。20−10とマッチポイントを奪った髙橋が、鋭いクロスカットを最後に決め、熱戦に終止符を打った。「とにかく負けたくない、勝ちたい一心だった。引かずに向かって行くだけでした」(髙橋)。

夏のタイトルをつかみとりたかった海老原詩織(作新学院)は悔しい黒星

 

このほか、髙橋の先輩である富岡ふたばの仁平は、3、4回戦でファイナルゲームにもつれる接戦を勝利し、準々決勝も埼玉栄の川島美南を下して4強の切符を手にしている。

苦しみながらも準決勝進出を果たした仁平菜月

 

大会最終日の8月12日は、男女ダブルス、男女シングルスともにジップアリーナ岡山で準決勝と決勝が行なわれる。試合開始時間はともに9時半の予定。

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