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【五輪特集】池田信太郎のリオ五輪レポート① 日本代表公開練習

皆さん、こんにちは! 池田信太郎です。

リオ五輪ではテレビの解説など、さまざまなメディアで仕事をさせていただく予定です。「バド×スピ!」でも、バドミントンの試合のことはもちろん、試合以外のオリンピックに関することもお伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしく!

バドミントン会場です。コートは3面を使って行ないます

 

リオには、こちらの時間で8日10時に到着しました。9日は実際の試合会場で日本代表の公開練習があり、それに行ってきました。選手たちは約1時間、基本的な練習をこなしていました。みんな動き自体は、よい印象を受けました。遠藤(大由)選手や奥原(希望)選手たちとは直接話ができましたが、元気でしたよ。

 

奥原選手は初戦のスタートが12日の朝8時(日本時間の20時)ということで、すでに朝早く起きて、時間を調整しているとのことでした。試合に向けた準備はもう始まっているようです。

 

日本代表チームは時差を考慮して、7月31日にリオに入っています。これは他国に比べると早いほうです。今回の日本代表の布陣は、男子シングルスが1人、男子ダブルスが1ペア、女子シングルス2人、女子ダブルス1ペア、混合ダブルス1ペア。スパーリングパートナーが2人帯同していますが、女子シングルス以外、同じような高いレベルの相手と実戦的な練習が積めていないのも事実。時差への適応に対してはプラスですが、そこは少し気になっています。

 

ヨーロッパの国では、直前まで他国と合同で練習してからリオに入ってくるケースもあるみたいです。時差調整も含めたそのあたりの影響が、パフォーマンスにどう出るのかにも注目しています。もちろん、僕の小さな心配も杞憂に終わってくれると信じています!

 

それでは今日はこの辺で!

 

※髙橋/松友ペアの初戦(日本時間11日20時)のテレビ解説(BS1)をします。よかったら見てください。

 

奥原選手と。仕上がりは順調そうでした

 

 

いけだ・しんたろう◎1980年12月27日生まれ、福岡県出身。九州国際大付高―筑波大―日本ユニシス。07年世界選手権の男子ダブルス3位、08年には全英OP男子ダブルスで日本勢21年ぶりの4強に進出。08年北京五輪(男子複)、12年ロンドン五輪(混合ダブルス)に出場するなど、長年日本のダブルス界をけん引した。15年9月に現役引退。

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