8月11日にリオ五輪のバドミントン競技が開幕する。現在、日本代表は強化合宿を行なっており、いよいよオリンピックモードに突入している。
ここではリオ五輪に出場する日本代表選手の意気込みを紹介しよう!
髙橋礼華 女子ダブルス 世界ランク1位
「私たちはコンビネーションが自分たちの武器。オリンピックという舞台で自分たちが他のペアよりもコンビネーションを出せればいいかなと思います。五輪では、勝ち負けというよりも、自分たちらしいプレーをしたいので、そこを意識したいです。世界ランク1位の責任というのは、あんまり感じていません。ほかの種目の世界ランク1位に比べたら、私たちの実力はまだまだと思っている。そういう意味ではプレッシャーも少ないので、そこを生かして勝っていきたいです」
松友美佐紀
「10年も組んでいるペアというのは他にはいないと思います。私たちには、これまで培ったコンビネーションの力があると思うので、自分たちの力を出せば負けないぞ、という気持ちはあります。その部分を、最高の舞台で出し切りたいです。於洋(/唐淵渟)やデンマークのカミラ(リターユール/ペデルセン)など、世界ランク2、3、4位のペアとは長く試合をやっていますが、もしかしたら、そのペアとの勝負は最後になるかもしれない。五輪の舞台で試合をして、勝てたらなと思います」
早川賢一 男子ダブルス 世界ランク8位
「オリンピックは4年に一度の大会。コーチや周りの人の協力も大きいので、ビシビシとモチベーションを上げて頑張っています。技術的にも体力的にも追い込んでいて、そのなかでもディフェンスにテーマを置いて取り組んでいます。いまが自分たちのなかで完成度が高いし、一番いいパフォーマンスが出せるのではないかと思っています」
遠藤大由 男子ダブルス 世界ランク8位
「自分もいまは追い込んでいる最中です。まわりがオリンピック、オリンピックという感じになっているので、自然にテンションが上がっちゃいますね。ただし本番ではプレッシャーを感じて緊張して、いつも通りのプレーができないだろうなということは、想定しています。そういう意味では残り3週間、緊張の対策がメインです」
※世界ランクは7月21日付