7月10日に開催されたUSOP(カリフォルニア・GPG)最終日は、各種目決勝が行なわれた。
全種目で決勝戦に進んでいる日本は、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目で頂点に立った。女子シングルスの決勝戦は峰歩美と川上紗恵奈が激突。1時間を超える戦いはファイナルゲームの末、峰が抜け出して勝利。スペイン国際(IC)に続き、国際大会で2連続優勝を果たした。
女子ダブルスも日本同士の決勝戦となり、優勝したのは米元小春/田中志穂。北都銀行の後輩ペアである松本麻佑/永原和可那との接戦を制し、国際大会初優勝を飾っている。また、混合ダブルスの小林優吾/永原和可那もポーランドのベテランペアを下して初優勝をつかんだ。
男子シングルスの常山幹太は、韓国のベテラン・李炫一と対戦。第1ゲームの接戦を落とすと、第2ゲームは8本に抑えられ敗戦。準優勝に終わった。男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾も、世界ランク上位のボー/モーゲンセン(デンマーク)に11本20本のストレートに終わり、こちらも準優勝となった。
なお、GPG以上の大会で3種目優勝は、14年ドイツOP以来となる。
決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
李炫一(韓国)②〔24−22、21−8〕0●常山幹太41分
【女子シングルス】
峰歩美②〔16−21、21−11、21−15〕1●川上紗恵奈64分
【男子ダブルス】
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−11、22−20〕0●保木卓朗/小林優吾36分
【女子ダブルス】
米元小春/田中志穂②〔20−22、21−15、21−19〕1●松本麻佑/永原和可那67分
【混合ダブルス】
小林優吾/永原和可那②〔21−16、21−18〕0●マシュアック/ジーバ(ポーランド)32分