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【全日本実業団】トナミ運輸が2連覇&10回目のV達成! 男子

7月3日に開催された全日本実業団選手権(福井県・勝山市体育館ジオアリーナ)は、男女決勝戦が行なわれた。ここでは男子決勝戦のダイジェストを紹介しよう。

 

【男子ダイジェスト】

男子決勝は2連覇に挑むトナミ運輸と、3年ぶりの優勝をねらう日本ユニシスが激突した。

先制したのはユニシスだ。リオ五輪出場を決めている早川賢一/遠藤大由が、トナミ運輸のエースとなった園田啓悟/嘉村健士を9本、10本で圧倒。緩急をうまく使った攻撃で相手を翻弄し、第2ダブルスで構える数野健太/渡辺勇大にバトンを手渡す。

この勢いに乗って連勝を目論んだユニシスだったが、流れを引き戻したのはトナミの保木卓朗/小林優吾。第1ゲーム、保木/小林が12本で奪うと、第2ゲームも主導権を握ったまま押し切って勝利。昨年の全日本総合準優勝の実力を発揮して、トナミがポイントを1−1のイーブンに戻した。

勝負の行方がシングルス陣に委ねられると、一気に2連勝を飾ったのがトナミだった。第1シングルスの山口容正が、日本A代表の上田拓馬にファイナル16本で競り勝って王手。すると、続く第2シングルスの常山幹太が、ユニシス期待の若手・小野寺裕介を、8本7本に抑えて完勝。3−1で勝利を飾ったトナミ運輸が、昨年に引き続き全日本実業団のタイトルをつかみとった。

2連覇を飾り喜ぶトナミ運輸メンバー

 

▼決勝戦

トナミ運輸 3−1 日本ユニシス

園田啓悟/嘉村健士●0〔9−21、10−21〕②早川賢一/遠藤大由

保木卓朗/小林優吾②〔21−12、21−13〕0●数野健太/渡辺勇大

山口容正②〔21−18、20−22、21−16〕1●上田拓馬

常山幹太②〔21−8、21−7〕0●小野寺裕介

 

※トナミ運輸は2年連続10回目の優勝

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