6月19日(日)、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターにおいてリオ五輪日本代表選手の会見および壮行会が行なわれた。会見では出場予定の全9選手が、それぞれ五輪本番での抱負を述べた。
6月12日に終了したオーストラリアOPで、リオ五輪前のスーパーシリーズ(SS)戦線はひと段落しているが、女子ダブルスで世界ランク1位をキープしているのが髙橋礼華/松友美佐紀(ともに日本ユニシス)。「オリンピックの舞台は初めてなので緊張すると思うが、2人らしく、自分たちのプレーを発揮できるように頑張りたい」(髙橋)、「いままで2人でやってきたことを、オリンピックという最高の舞台で出しきれるように頑張りたい」(松友)とそれぞれ述べた。
また女子シングルスで同5位につける奥原希望(日本ユニシス)は「プレッシャーや期待があると思うが、いろいろな準備をして覚悟を持って臨みたい」と語り、男子ダブルスで同じく7位としている早川賢一/遠藤大由(ともに日本ユニシス)は、早川が「男子ダブルスではいままで(オリンピックで)メダルがないので、そこをめざして、遠藤と2人で力を合わせてやっていきたい」と意気込んだ。
選手たちはこのあと所属チームに戻り、6月末から7月頭にかけて全日本実業団選手権(福井)に出場したあと、7月18日から直前合宿に入る。その後、30日に日本を発ち、8月11日から始まる本番を迎える。
◇その他の選手の意気込み
遠藤大由「(オリンピック用の)新しいウェアをもらって、いよいよ始まるんだなという思いでいっぱい。一生懸命頑張りたい」
佐々木翔(トナミ運輸)「引き続き、本番に向けてしっかり準備をして備えたい」
山口茜(再春館製薬所)「オリンピックという舞台を楽しめるように、精いっぱい頑張りたい」
栗原文音(日本ユニシス)「気持ちの面でもしっかり準備して、オリンピックでもいいパフォーマンスを出したい」
数野健太(日本ユニシス)「せっかく立てる夢の舞台なので、自分らしく楽しんでプレーしたい。目標としては、イケシオさんを超えられるような成績を残したい」