5月18日に開催された世界国別対抗戦トマス杯・ユーバー杯(中国・昆山)4日目は、各予選リーグが行なわれた。ここではユーバー杯のダイジェストをお送りしよう。
【ユーバー杯ダイジェスト】
グループAは中国とデンマークの対戦。どちらも決勝トーナメント進出を決めているため、デンマークはポイント源となるリターユール/ペデルセンを起用せずに温存。これにより中国がすべての試合をストレートで勝利し、1位通過を決めた。マレーシアとスペインの一戦は、マレーシアが3−2の接戦を切り抜けて3位に。スペインは世界ランク1位のキャロリーナ・マリーンを軸に健闘したが、惜しくも敗れて4位に終わっている。
グループBはベスト8入りを決めている韓国が、台湾に4−1で勝利を飾った。韓国の成池鉉と台湾の戴資穎のエース同士対決は、戴資穎が11本、17本で勝ったものの、その後のシングルス・ダブルスは韓国が勝利。韓国が首位、台湾が2位でリーグ戦を終えている。また、アメリカとモーリシャスの下位争いはアメリカが5−0で圧倒し3位としている。
日本がシード国のグループDは、日本とインドが対戦。先に2連敗した日本女子が劣勢に追い込まれたが、ここから挽回して逆転勝ち。辛くも白星をつかんだ。ドイツとオーストラリアの試合はドイツが4−1で白星をつかみ、3位に浮上し予選リーグを終えている。
▼試合結果
◆グループA
マレーシア(1勝2敗) 3−2 スペイン(3敗)
中国(3勝) 5−0 デンマーク(2勝1敗)
◆グループB
アメリカ(1勝2敗) 5−0 モーリシャス(3敗)
韓国(3勝) 4−1 台湾(2勝1敗)
◆グループD
日本(3勝) 3−2 インド(2勝1敗)
ドイツ(1勝2敗) 4−1 オーストラリア(3敗)