5月19日に開催された世界国・地域別対抗戦トマス杯・ユーバー杯(中国・昆山)5日目は、男女決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。ここではユーバー杯のダイジェストをお送りしよう。
【ユーバー杯ダイジェスト】
ユーバー杯・準々決勝の注目カードは、シングルス陣に自信を持つインドと、ラチャノック・インタノンを軸に予選を勝ち上がってきたタイの一戦。第1シングルスは4月に入って絶好調のラチャノック・インタノンと、インドのエース、サイナ・ネワールが激突すると、12本、19本のストレートでラチャノックが勝利。前回大会4強・インドの出鼻をくじき、タイが好スタートを切った。
しかし、エースが敗れても総合力で上回るインドは落ち着いていた。第2シングルスのシンデュ・P.V.があっさりポイントを奪い返すと、第1ダブルスもグッタ/ポンナッパが39分の速攻劇で勝利。王手をかけたインドは、続く第3シングルスもストレートで快勝し、2大会連続4強入りを決めた。
韓国とインドネシアの争いは、韓国が3−0で圧勝し早々と4強入りを決め、同じく女王・中国も台湾を3−0のストレートで退けて準決勝進出。前回準優勝の日本はデンマークとの勝負を奥原希望、髙橋礼華/松友美佐紀、山口茜がそれぞれ白星をつかんで3位以上を確定させている。
20日は準決勝が行なわれる。
▼準決勝の対戦カード
中国 – インド
日本 – 韓国
▼試合結果
インド 3−1 タイ
韓国 3−0 インドネシア
中国 3−0 台湾
日本 3−0 デンマーク