5月17日に開催された世界国・地域別対抗戦トマス杯・ユーバー杯(中国・昆山)3日目は、各予選リーグが行なわれた。ここではトマス杯のダイジェストをお送りしよう。
【トマス杯ダイジェスト】
グループCはマレーシアと韓国の2連勝同士が激突。第1シングルスはリー・チョンウェイと孫完虎が対戦すると、リー・チョンウェイがストレートで快勝。続く第1ダブルスは柳延星/李龍大が、ペアを組み替えて臨むマレーシアペアを2−0のストレートで退け1−1のイーブンに戻した。さらにこの後の第2シングルスをマレーシアのザイヌッディンが、第2ダブルスを韓国の金基正/金沙朗が奪い合うと、勝負の行方は最後の第3シングルスに。すると、マレーシアのチェン・ウェイフェンが韓国の若手選手を2−0で撃破。上位国対決をマレーシアが3−2で制して予選1位通過を決めた。敗れた韓国はグループD2位で決勝トーナメントに進む。
グループBは香港がインドを破り1勝1敗にすると、同じくタイもインドネシアに敗れたことで1勝1敗となった。これにより、インドネシアの1位通過とインドの最下位が決定。18日に決勝トーナメント進出をかけて、タイと香港が激突する。
そのほか、グループDはデンマークと台湾が2勝して、こちらもベスト8入りを決めている。
▼試合結果
◆グループB
香港(1勝1敗) 3−2 インド(2敗)
インドネシア(2勝)4−1 タイ(1勝1敗)
◆グループC
マレーシア(3勝) 3−2 韓国(2勝1敗)
イングランド(1勝2敗) 5−0 ドイツ(3敗)
◆グループD
デンマーク(2勝) 5−0 ニュージーランド(2敗)
台湾(2勝) 5−0 南アフリカ(2敗)