5月17日に開催された世界国・地域別対抗戦トマス杯・ユーバー杯(中国・昆山)3日目は、各予選リーグが行なわれた。ここではユーバー杯のダイジェストをお送りしよう。
【ユーバー杯ダイジェスト】
大会3日目を終えて、決勝トーナメント進出国も決まり出してきた。グループCは予選リーグのすべての試合を終え、タイが3連勝で1位通過を決めている。2位にはインドネシアが入り、この上位2チームがベスト8入り(決勝T進出)を確定させた。3位は香港、4位はブルガリアの順となっている。
グループAはデンマークと中国が2連勝を飾った。中国は世界ランク1位のキャロリーナ・マリーン率いるスペインと対戦し、第1シングルスの王適嫻が対戦。ファイナル勝負の激戦を王適嫻が19本で制し、中国に勢いをつけた。マリーン戦について王適嫻は「個人の意味よりも、チームに貢献したいと思った結果。第1シングルスとして、チームによい勢いを与えることだけ考えたわ。勝つために一番大事なのは、心の準備。心の準備をしっかりしたら、勝てると思っていた。自分でもよくやったと思う」と振り返っている。なお、中国とデンマークはリーグ最終戦を待たずに決勝T進出を決めた。
グループDは日本とインドが5−0で快勝。予選突破を確定し、18日に2チームの直接対決でグループDの予選1位を決める。グループBは試合がなく、18日に第3戦が行なわれる。
▼試合結果
◆グループA
デンマーク(2勝) 3−2 マレーシア(2敗)
中国(2勝) 5−0 スペイン(2敗)
◆グループC
香港(1勝2敗) 3−2 ブルガリア(3敗)
タイ(3勝) 3−2 インドネシア(2勝1敗)
◆グループD
インド(2勝) 5−0 ドイツ(2敗)
日本(2勝) 5−0 オーストラリア(2敗)