ニーハオ!
中国は昆山(クンシャン)にて開催中のトマス杯&ユーバー杯の取材に来ております、編集部Yです。
昆山は上海虹橋空港から車で1時間くらいのところにあります。
街は人が多くにぎやかで、車のクラクションが鳴りやまない…ので、道を歩くときは細心の注意が必要。今後、昆山に来る予定の人は、右を見て左を見て、もう一度右を見て、もう一度左を見ましょう。
さて、Yにとって今回が初の海外出張です。
取材初日から謎の腹痛に襲われ、さっそく海外取材の洗礼か!? …と思いましたが、きっと出発直前にバドマガ6月号(5月21日発売)の校正を行ない、そのまま飛行機に滑り込んだのが原因でしょう。体力勝負の取材は食事が本当に大事。できる限り、しっかり食べたいと思います。
日本男子が5-0でフランスに勝利した大会初日。
ダイジェストでご紹介した選手のコメント通り、フランスに快勝とはいかず、スコア以上に接戦だった印象です。しかし、経験値で日本が上でした。とくに、トップバッターの佐々木翔選手がファイナルゲームで競り勝ったこと。終盤、相手に2度のマッチポイントを奪われ、観客が一打ごとに大歓声をあげるなかでも「楽しめた」という余裕がありました。相手のフランスは前回大会8強ですが、前回がトマス杯初出場でもあったので、今後、まだまだ伸びてきそうな気がします。
初日のトピックスでいうと…リー・チョンウェイの神対応!
中国でも人気の高いチョンウェイは試合後、多くのメディアに囲まれたことで、急きょ会見での対応に。10分以上、一つひとつの質問に、ていねいに応じていました。
実は前日の記者会見を欠席してしまったことで、今日、対応をしようと決めていたのかも。トップ選手としての責任感の高さがうかがえますね。
会見の中でおもしろかったのは、とある海外メディアが「林丹との対戦になったら、どんな展開になると思う?」と質問したこと。林丹は第2シングルスだから今大会で対戦はできないため、「BWF(世界バドミントン連盟)がルールをアレンジしてくれたら実現できるけどね」と冗談交じりに返事。会見を仕切ったBWFの女性スタッフは「それは変えられないわね」(笑)とすかさず突っ込み、会見場は爆笑に包まれました。
そんな感じで、大会初日が終了。日本の皆さん、昆山へ応援ビームを送ってくださいね!