４月 14 日に BWF（世界バドミントン連盟）の世界ランキングが更新されており、スーパーシリーズプレミア・マレーシアOPの結果が反映された順位が発表されている。この大会で日本選手は、松尾静香／内藤真実が４強に入っているが、そのほかの日本選手は苦戦を強いられていた。
男子シングルスではマレーシアOPを制したリー・チョンウェイが高ポイントを獲得したことで、世界ランク２位に浮上。日本選手は佐々木翔が２つランクを上げて24位としたほか、フィンランドOPを制した常山幹太が90位から75位に順位を上げた。女子シングルスではインドOP、マレーシアOPを連勝したラトチャノック・インタノン（タイ）が２位に浮上。日本選手は 奥原希望が日本最高位の４位、山口茜が11位、佐藤冴香が 13位、 16位に橋本由衣が続いている。
男子ダブルスはマレーシアOPを制した金基正／金沙朗（韓国）が１万1000ポイントを獲得して３位にランクアップ。日本の早川賢一／遠藤大由は７位としている。女子ダブルスは髙橋礼華／松友美佐紀が１位をがっちりキープしているが、中国の於洋／唐淵渟が５つランクを上げて２位に浮上。タカマツに接近している。
日本選手は９位の福万尚子／與猶くるみ、 10位の松尾静香／内藤真実らが続いているが、リオ五輪に日本から２組出場するためには８位以内に２組が入らなければならないため、福万／與猶、松尾／内藤は残りの大会で上位に入って高ポイントを獲得することが必須。とくにスーパーシリーズと同じポイントが獲得できるアジア選手権が正念場の戦いとなる。
混合ダブルスは張楠／趙蕓蕾（中国）が１位をキープしているほか、アーマド／ナトシール（２位・インドネシア）、高成炫／金荷娜（３位・韓国）らも上位をがっちり保っている。なお、日本は数野健太／栗原文音が19位、園田啓悟／福万尚子が24位に入っており、リオに向けて厳しい戦いが続いている。
４月 14日付の世界ランキングは以下の通り。
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