3月13日に開催された全英OP(バーミンガム・SSP)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
決勝戦最後のカードとなった男子ダブルスには、日本のエース・早川賢一/遠藤大由が登場。3度目となる全英決勝の舞台で悲願の初優勝をねらったが、イワノフ/ソゾノフ(ロシア)とのファイナル勝負の激戦に敗れ、頂点に立つことはできなかった。
第1ゲームは序盤にロシアペアがリードを保っていたが、終盤に早川賢一/遠藤大由が追いつき23-21で逆転に成功。第2ゲームも4−8と再びリードされた状況から9-11と追いすがったが、後半はロシアペアに押し切られて優勝の行方はファイナル勝負に持ち込まれた。
そして運命の第3ゲーム、ロシアの勢いが早川/遠藤を上回った。早川/遠藤は角度ある攻撃をうまくさばき切れず、ロシアペアにポイントが積み重なる。7−13と最大6点差をつけたあたりで、ロシアの攻撃がさらに加速。後手に回った早川/遠藤は押し込まれる展開が多くなり、最後はロシアペアの雄叫びが会場に鳴り響いた。イワノフ/ソゾノフはスーパーシリーズで初優勝。早川/遠藤は3度目の正直とはならず、悔しい準優勝に終わった。
【男子ダブルス】
早川賢一/遠藤大由●1〔23−21、18−21、16−21〕②イワノフ/ソゾノフ(ロシア)71分