3月11日に開催された全英OP(バーミンガム・SSP)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
日本は過去に全英OP準優勝2回の実績がある男子ダブルスの早川賢一/遠藤大由が、ベスト4に進出。相手は昨年4戦4敗を喫していた傅海峰/張楠(中国)だったが、前半から日本ペアがペースを掌握してゲームを進めていくと、第1ゲームを21-19で奪取。第2ゲームも早川/遠藤のアタックが冴え渡り、中国ペアのミスを誘って21-12で勝利し、昨年に引き続き準決勝進出を果たした。
女子ダブルスは髙橋礼華/松友美佐紀が、15年世界選手権優勝の田卿/趙蕓蕾(中国)をファイナル勝負の末に下して4強進出。また、女子シングルスの奥原希望も、王儀涵(中国)に2−0のストレートで快勝。昨年の全英OP1回戦で敗れた相手に、自身の成長をみせつける白星となった。
男子シングルスの桃田賢斗は、中国の田厚威と対戦。第1ゲームを奪ったものの、後半盛り返されて悔しい8強止まりとなった。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
林丹(中国)②〔10−21、21−9、21−15〕1●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)67分
薛松(中国)②〔21−19、23−25、21−11〕1●ビクター・アクセルセン(デンマーク)73分
田厚威(中国)②〔19−21、21−15、21−16〕1●桃田賢斗80分
H・K・ヴィッテンフス(デンマーク)②〔21−15、13−21、22−20〕1●マーク・ツーベラー(ドイツ)69分
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔21−15、21−16〕0●サイナ・ネワール(インド)40分
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−17、21−19〕0●ラトチャノック・インタノン(タイ)55分
奥原希望②〔21−9、21−13〕0●王儀涵(中国)43分
王適嫻(中国)②〔16−21、21−18、21−17〕1●李雪芮(中国)76分
【男子ダブルス】
早川賢一/遠藤大由②〔21−19、21−12〕0●傅海峰/張楠(中国)41分
柳延星/李龍大(韓国)②〔21−17、21−11〕0●エリス/ラングリッジ(イングランド)58分
イワノフ/ソゾノフ(ロシア)②〔21−17、19−21、21−17〕1●劉小龍/邱子翰(中国)65分
ゴーVS/タンWK(マレーシア)②〔21−19、22−20〕0●クーKK/タンBH(マレーシア)49分
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−6、13−21、21−15〕1●田卿/趙蕓蕾(中国)
リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔18−21、21−15、21−12〕1●鄭景銀/申昇瓚(韓国)66分
駱贏/駱羽(中国)②〔21−19、9−21、21−13〕1●張藝娜/李紹希(韓国)80分
於洋/唐淵渟(中国)②〔21−15、21−7〕0●福万尚子/與猶くるみ53分
【混合ダブルス】
C・アドコック/G・アドコック(イングランド)②〔21−18、21−16〕0●アーマド/ナトシール(インドネシア)40分
ニールセン/ペデルセン(デンマーク)②〔25−23、21−17〕0●王懿律/湯金華(中国)54 分
張楠/趙蕓蕾(中国)②〔21−16、21−13〕0●徐晨/馬晋(中国)43分
ヨルダン/スサント(インドネシア)②〔21−14、23−21〕0●劉成/包宜鑫(中国)40分