3月5日に開催されたドイツOP(ミュールハイム・アン・デア・ルール・GPG)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本は女子シングルスの奥原希望、山口茜、男子ダブルスの早川賢一/遠藤大由、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が出場した。15年11月のマカオOP4強以来となる、国際大会での上位進出を決めた山口は、世界ランク6位の王適嫻(中国)と対戦。第3ゲームにもつれる接戦を落とし、惜しくも準決勝で敗退となった。奥原もロンドン五輪金メダリストで、世界ランク3位に浮上してきた李雪芮(中国)とファイナルゲームの熱戦を演じたが、こちらもあと一歩が届かず4強に終わっている。
女子ダブルスの髙橋/松友も中国の若手ペア・黄雅瓊/湯金華に敗れたほか、早川/遠藤も世界ランク1位の柳延星/李龍大(韓国)を前に、0−2のストレート負け。日本勢の決勝進出はならなかった。
日本代表は今後、8日から開幕する全英OP(バーミンガム)に参戦する。全英OPは今年最初のスーパーシリーズプレミアということもあり、世界のトップ選手が続々出場するビッグトーナメント。五輪レースに挑む日本選手にとっては強敵との連戦となるが、ここで勝利を収めると世界ランキングポイントの高ポイントが獲得できるだけに、負けられない勝負となる。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
林丹(中国)②〔21−12、21−13〕0●孫完虎(韓国)41分
周天成(台湾)②〔16−21、21−14、21−17〕1●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)63分
【女子シングルス】
王適嫻(中国)②〔21−13、19−21、21−19〕1●山口茜72分
李雪芮(中国)②〔15−21、21−13、21−13〕1●奥原希望58分
【男子ダブルス】
柳延星/李龍大(韓国)②〔21−19、21−14〕0●早川賢一/遠藤大由46分
高成炫/申白喆(韓国)②〔21−18、18−21、23−21〕1●イワノフ/ソゾノフ(ロシア)
【女子ダブルス】
プッティタ/サプシリー(タイ)②〔16−21、24−22、21−19〕1●マヘスワリ/ポリイ(インドネシア)75分
黄雅瓊/湯金華(中国)②〔21−9、19−21、21−18〕1●髙橋礼華/松友美佐紀84分
【混合ダブルス】
申白喆/蔡侑玎(韓国)②〔21−14、17−21、21−12〕1●マシュアック/ジーバ(ポーランド)49分
高成炫/金荷娜(韓国)②〔18−21、21−13、21−17〕1●催率圭/嚴惠媛(韓国)53分