2月13日に『日本リーグ2015』第11日が、東京・代々木第二体育館で開催された。男子の部は3試合が行なわれ、NTT東日本、トナミ運輸、JR北海道がそれぞれ勝利をつかんでいる。
ここでは東京大会の男子の試合結果を紹介しよう。
【東京大会】
NTT東日本 2−1 トッキーパンダース
優勝の可能性を残すNTT東日本がトリッキーパンダースと対戦。第1ダブルスは小松﨑佑也/星野翔平が12本、22本で勝利すると、シングルスに登場した桃田賢斗が小泉秀登をストレートで完封。NTT東日本が早々と5勝目を手にした。第2ダブルスはトリッキーパンダースのリャオ・ミンチュン/井谷和弥が、内定選手の古賀輝/齋藤太一(早稲田大)をストレートで下し、意地の1ポイントをゲットした。
最終戦はNTT東日本がトナミ運輸と、トリッキーパンダースがJR北海道と対戦する。
トナミ運輸 3−0 日立情報通信エンジニアリング
今季なかなか勝ち星に恵まれないトナミ運輸は日立情報通信Eと対戦。第1ダブルスは総合王者の園田啓悟/嘉村健士があっさり勝利を奪うも、シングルスの武下利一は日立情報通信Eの丸尾亮太郎に苦戦。第1ゲームは丸尾が18本で先制すると、第2ゲームも激しいラリーを展開。しかし、第2ゲームでリズムを取り戻した武下が17本で抑えると、ファイナルゲームも落ち着いて丸尾をさばき勝利。チームの白星をつかんだ。第2ダブルスもトナミ運輸の保木卓朗/小林優吾が15本、15本で快勝している。
最終戦はトナミ運輸がNTT東日本と、日立情報通信Eは東北マークスと対戦する。
JR北海道 2−1 東北マークス
試合前のウォーミングアップ(公開練習)中に東北マークスの藤原達矢が負傷し、第1ダブルスはJR北海道の牧野公亮/渡部大が不戦勝。思わぬアドバンテージを手にしたJR北海道は、シングルスこそ相手の堀川善生に敗れたものの、第2ダブルスは東野圭悟/榊大史が16本、20本で鈴木大裕/藤巻嵩寛に勝利。JR北海道が3勝目をつかんだ。なお、東北マークスはこれで6敗目。明日の試合に敗れると、2部優勝チーム(三菱自動車京都)との入替戦に臨むことになる。
最終戦はJR北海道がトリッキーパンダースと、東北マークスが日立情報通信エンジニアリングと対戦する。
NTT東日本[5勝1敗] 2−1 トリッキーパンダース[3勝3敗]
小松﨑佑也/星野翔平②〔21−12、24−22〕0●高階知也/米田健司
桃田賢斗②〔21−14、21−12〕0●小泉秀登
古賀輝/齋藤太一●0〔12−21、17−21〕②リャオ・ミンチュン/井谷和弥
トナミ運輸[4勝2敗] 3−0 日立情報通信エンジニアリング[2勝4敗]
園田啓悟/嘉村健士②〔21−10、21−13〕0●山村駿介/塚本好喜
武下利一②〔18−21、21−17、21−15〕1●丸尾亮太郎
保木卓朗/小林優吾②〔21−15、21−15〕0●大嶋一彰/山﨑裕太
JR北海道[3勝3敗] 2−1 東北マークス[0勝6敗]
牧野公亮/渡部大 キケン 大田圭祐/藤原達矢
塚本光希●1〔24−22、19−21、11−21〕②堀川善生
東野圭悟/榊大史②〔21−16、22−20〕0●鈴木大裕/藤巻嵩寛