1月23日に開催された日本リーグ2015第7日は、東京都町田市、岐阜県池田町で行なわれた。男子は日本ユニシス、トリッキーパンダース、女子は日本ユニシス、ACT SAIKYOがそれぞれ白星をつかんでいる。
※この後、町田大会の写真をアップ予定
【町田大会】
男子は日本ユニシスとNTT東日本のV候補同士が対戦した。第1ダブルスは早川賢一/遠藤大由がNTT東日本の内定選手・古賀輝/齋藤太一(早稲田大4年)を14本、14本で退けると、シングルスは桃田賢斗が日本ユニシスの坂井一将をファイナルゲームの末に下して1−1のイーブンに戻す。
勝負は第2ダブルスに持ち越されると、ここで貴重な白星を挙げたのが日本ユニシスの井上拓斗/金子祐樹。小松﨑佑也/星野翔平との第1ゲームを24−22で先制すると、続く第2ゲームは10本に抑えて勝利。1月の大一番を日本ユニシスが勝ち取り、4戦全勝でV奪還に向けて大きく前進した。
女子は日本ユニシスと広島ガスが対戦。髙橋礼華/松友美佐紀と栗原文音を海外遠征で欠く日本ユニシスは、篠谷菜留/東野有紗が第1ダブルスに登場。しかし、ここは広島ガスのベテラン・小池温子/桜井みどりがファイナル勝負をモノにして先制。シングルスは奥原希望が貫禄のストレート勝ちで巻き替えしムードを作ったが、第2ダブルスは両チームともに譲らずファイナルゲームに突入した。すると、主力不在でも負けられない日本ユニシス・木村百花/星千智が奮起。第3ゲームを12本で抑えこみ、辛くも勝利をつかんでチームの全勝を守った。
会場/町田市立総合体育館
【池田大会】
男子はトリッキーパンダースと金沢学院クラブが対戦し、昨季3位のトリパンが3−0で制しチーム成績を2勝2敗とした。第1ダブルスは井谷和弥/高階知也が2−1で勝利をつかむと、続くシングルスもトリパンの福田春樹が、金沢学院・星野健太郎とのファイナルゲームを勝利し、チームの白星をゲット。第2ダブルスもトリパン・米田健司/小泉秀登がストレートで制し、次戦につながる1勝をつかみとった。
敗れた金沢学院はチーム成績を1勝4敗とし、苦しい状況に追い込まれた。次戦は1月31日に行なわれる東北マークス戦(仙台大会)となる。
女子は地元の岐阜トリッキーパンダースとACT SAIKYOが対戦。これまで3連敗中のACT SAIKYOは、第1ダブルスに出場した米元陽花/今井優歩が岐阜トリパンの程文欣/松田蒼を2−0のストレートで下しチームに勢いをつける。すると、シングルスはACT SAIKYOの内定選手・齋藤栞(埼玉栄高3年)が岐阜トリパンのエース山本紗椰を14本、15本で封じ込めて勝利。ACT SAIKYOがリーグ戦初勝利をつかみ取った。なお、第2ダブルスは岐阜トリパンの江藤理恵/山口ソヨカが一矢報いるも、時すでに遅し。これでチーム成績は、両チーム1勝3敗としている。
会場/池田町総合体育館
▼男子
日本ユニシス[4勝] 2−1 NTT東日本[3勝1敗]
早川賢一/遠藤大由②〔21−14、21−14〕0●古賀輝/齋藤太一
坂井一将●1〔19−21、21−12、14−21〕②桃田賢斗
井上拓斗/金子祐樹②〔24−22、21−10〕0●小松﨑佑也/星野翔平
トリッキーパンダース[2勝2敗] 3−0 金沢学院クラブ[1勝4敗]
井谷和弥/高階知也②〔21−16、13−21、21−15〕1●伊東克範/吉森司
福田春樹②〔21−13、14−21、21−15〕1●星野健太郎
米田健司/小泉秀登②〔21−16、21−13〕0●小林晃/樋渡元志
▼女子
日本ユニシス[3勝] 2−1 広島ガス[4敗]
篠谷菜留/東野有紗●1〔21−15、13−21、16−21〕②小池温子/桜井みどり
奥原希望②〔21−11、21−10〕0●井上静華
木村百花/星千智②〔21−16、10−21、21−12〕1●平井亜紀/亀田楓
ACT SAIKYO[1勝3敗] 2−1 岐阜トリッキーパンダース[1勝3敗]
米元陽花/今井優歩②〔22−20、21−16〕0●程文欣/松田蒼
齋藤栞②〔21−14、21−15〕0●山本紗椰
皆川友依/西友理●1〔19−21、21−15、15−21〕②江藤理恵/山口ソヨカ