【SSF】桃田賢斗&奥原希望が史上初の決勝進出! 

スーパーシリーズファイナル

12月12日に開催されたスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)4日目は、各種目の決勝トーナメント・準決勝が行なわれた。日本は桃田賢斗、奥原希望が強敵を相手に見事勝利を奪い、男女シングルスで初の決勝進出を決めた。

 

若き日本のエース2人が、日本人初の快挙を成し遂げた。男子シングルスの桃田賢斗は準決勝でヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)と対戦。1ゲームを19本で奪うと、第2ゲームもねばるヨルゲンセンを振り切って勝利。リーグ戦から負け知らずの桃田は、リーグ第3戦で勝利したビクター・アクセルセン(デンマーク)と今度は決勝戦で優勝をかけて争う。

スーパーシリーズファイナル

 

女子シングルスは奥原希望が世界女王をストレートで下し、こちらも初の決勝進出を決めた。前日の予選リーグ第3戦でキャロリーナ・マリーン(スペイン)に勝利した奥原は、準決勝も抽選で再びマリーンとの対戦が決定。今季SS4勝の女王と2連戦という不運も、持ち前のねばり強さを発揮して勝利を手にした。決勝戦は中国の王儀涵(中国)と対戦する。

 

女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀も、前日にリーグ戦で戦った駱贏/駱羽との勝負に。リーグ戦ではファイナル勝負で勝つことができたが、準決勝は相手に押し切られて敗戦。2年連続優勝はならなかったが、ベスト4に入る活躍を見せている。

スーパーシリーズファイナル
2連覇はならなかった髙橋礼華/松友美佐紀(前)

 

スーパーシリーズファイナルは昨年、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が優勝し、年間チャンピオンの座を射止めている。大会の出場権は3月から11月まで行なわれたスーパーシリーズの獲得ポイント年間上位8名の精鋭のみに許されており、ハイレベルな試合が繰り広げられている。大会の賞金総額は100万ドル(約1億2000万円)となっており、シングルスで優勝した選手には、約1000万円近い賞金が与えられる。

 

【男子シングルス】

桃田賢斗 — ビクター・アクセルセン(デンマーク)

【女子シングルス】

奥原希望 — 王儀涵(中国)

【男子ダブルス】

セティアワン/アッサン(インドネシア) — 洪煒/柴飈(中国)

【女子ダブルス】

駱贏/駱羽(中国) — リターユール/ペデルセン(デンマーク)

【混合ダブルス】

高成炫/金荷娜(韓国) — C・アドコック/G・アドコック(イングランド)

 


投稿日:2015/12/13

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