全日本総合(東京・代々木第二体育館)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。ここでは、女子ダブルスの注目選手のコメントを紹介しよう。
福万尚子(右)/與猶くるみ(再春館製薬所)
【山口茜/鈴木咲貴(勝山高)に2-0で勝利】
福万「優勝した昨年と比べて、モチベーションは変わらないです。昨年は、與猶とバドミントンができる喜びがあったけど、今年はもう一度、バドミントンができる喜び。感謝の気持ちでやっています。ダブルスが強いチームなので、逆の山に入っている福島/廣田と決勝で当たりたい。自分たちの優勝というより、『再春館製薬所でワンツー』と思っています。再春館製薬所として初の全日本、チーム力を発揮してみんなで勝ち上がりたいです」
與猶「昨年の総合は、ケガから復帰したということもあり、楽しさだけでした。今年は万全。昨年の優勝は関係なく、挑戦者のつもりです。試合は、相手(高校生の山口/鈴木)が向かってくるのはわかっていたので、自分たちも向かっていきました。向かってこられることに苦手意識があったけど、押し返すことができたし、冷静にやれました」
土井杏奈(右)/櫻本絢子(ヨネックス)
【栗原文音/篠谷菜留(日本ユニシス)に2−1で勝利】
土井「勝ててうれしいというのと、相手はナショナルBなので、自分たちが思い切ってやっていこうと話して、それができたのですごくよかったです。自分たちがレシーブで引かないようにふだんから意識していたのですが、それが最後までできました」
櫻本「いままで予選から勝ち上がっても、シードのパックに入ってなかなか1回戦勝てなかったんですが、今回は絶対に勝ちたいという気持ちがありました。土井さんが試合中ずっと引っ張ってくれたので、自分は攻撃していこうと強い気持ちで臨めたので勝てたのかなと思います」
松尾静香/内藤真実(NTT東日本/ヨネックス)
【野村このみ/山本しずか(高砂南高教職/須磨学園高教職)に2−0で勝利】
内藤「この大会は毎回一番難しい大会だと思っていて、(ナショナルの)選考も兼ねているので、そこを考えすぎて固まったりして勝ち切れない部分がありました。今年は本当に2人の力を出し切ることが目的で、それで結果がついてきてくれたらいいなと思っています」
松尾「総合は何度出ても緊張します。雰囲気が特別というか、みんながピリピリしているのが体育館全体の雰囲気になっている感じで…。その緊張で今日はちょっと足が止まっていたような気がするので、明日はそこをしっかりできたらなと思います」