皆さん、こんにちは。編集部・有です。先日、和が更新したばかりですが、自分も負けじと続きます。
11月21~23日の三連休、福井・敦賀に行っていました。全日本シニアの取材です。全日本シニアといえば、シニアプレーヤーにとって国内最大の大会。下は「30歳以上」から、上は「75歳以上」まで5歳刻みにカテゴリーが分かれており、それぞれで男女単複、混合複の5種目が行なわれました。
出場選手は年々増えており、今年はなんと約3400名! 選手の数の増加にともない試合数も増え、選手数の多いカテゴリーでは、2種目に出て最終日まで勝ち進むと、3日間で15試合前後をこなさなければならないケースも。シニアの大会とはいえ、その過酷さは高校生の祭典・インターハイにも匹敵する…という声も聞かれます。
取材では、そんな激しい戦いを勝ち抜いた多くのチャンピオンから、優勝コメントをいただきました。そのなかでたびたび聞かれたのは、「技術よりも、体力をつけるためのトレーニングを重視していた」という声。やはりハードな大会で結果を残すためには、技術を発揮するための“土台”となる体力が、より重要だということでしょう。しかも、年齢が上がるにつれて、そう話す方が多かったですね。
なかには、大会直前まで実戦練習はほとんどしていなかったという方や、昨年のこの大会でアキレス腱を切りながらも(…くれぐれも気を付けてください)、必死のリハビリ&トレーニングの末に復帰を果たして、なおかつ今年優勝を果たした猛者もいらっしゃいました(…体力もすごいけど、気力もすごい。はっきりいって頭が下がりまくりです)。
そんなこんなでコメントを取り終えて、時計を見ると…予定をかなり過ぎた18時! カメラマンの洋は予約していた帰りの特急に間に合わないためキャンセル、私とライターの晶は敦賀駅で特急と新幹線を予約しましたが、三連休の最終日ということもあり、新幹線の指定席が(名古屋からも含めて)終電まですべて満席という、なかなかシビアな状況…。
敦賀~米原~名古屋までは座れましたが、名古屋からは自由席も満席で、デッキに進入するのが精一杯。かなりの絶望感とともに、覚悟を決めて両足に体重をゆだねましたが、とにかくクタクタ(この言葉、久しぶりに使いました)に……。自分も、シニアチャンプのような体力が欲しい。