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バドマガ編集部ブログ 過酷な日本リーグ2部のイマ

こんにちは! バドマガの和です。最近は寒くなってきましたね。東京も最高気温が一桁台になる日も出てきていますし、体も、心も、財布の中身もどんどん寒くなって大変です(宝くじ、当たらないかな…)。

 

さてさて、先週の3連休は国内のバドミントンの大会が集中して行なわれました。『全日本シニア』、『日本リーグ2015・2部リーグ』、『ジュニアグランプリ』の3大会で、まさに70代のシニアから10代のジュニアまで全世代のトップ選手が各地でしのぎを削ったわけです。

 

私は日本リーグの2部リーグを取材。開催県の岩手は私が産声を上げた地元ということもあり、経費削減…もとい、帰省も兼ねて担当することになりました。

 

2部リーグ取材は今回で6回目ですが、本当にレベルが高くなったなー、と感じています。初取材は2005年ですが、当時は出場する選手の年齢も若干高め。いぶし銀の輝きを放つベテランが活躍できるのも、2部リーグの醍醐味でもありました。

 

しかし、最近の2部リーグは様変わりしていて、男女ともにチームの主軸を担うのは20代の若手選手たち。男子は関東・関西の強豪大学で活躍した選手などが、スピーディーな高速ラリーを展開しています。以前は1部リーグと2部リーグの全体のレベルに大きな差を感じましたが、いまではリーグレベルが接近していると思います。

 

現在、東海興業で監督を務める有田裕佑氏も、インカレで実績を残したあと(日本大・インカレ単2位など)現在のチームに入部。2部で中堅に位置したチームの大黒柱として、1部昇格の立役者になりました。2部リーグの成長を選手として実際に体感し、昇格・降格も経験した有田監督は、現在の2部リーグの状況をこう分析しています。

 

「男子はとくにここ数年で各チームのメンバーもガラッと変わっていて、学生あがりの選手が増えています。とくにシングルスで勢いのある選手が入ってくると、下位でもチーム全体のレベルが上がってきますよね。もともとチームで育った選手がダブルスなどにいるので、これがうまく回って勢いに乗ればリーグでも上位にいけてしまう。今回も昨年の下位チームが上位に入って、上のチームが下位に下がったわけですからね。いま2部で勝つのは本当に厳しいですよ」

 

かつて、2部リーグで活躍した男子選手は、いまや監督・コーチ、チームのスタッフなどになり、若い選手を率いる役割を担っています。今回は若手主体の三菱自動車京都が7戦全勝と好調をキープしたまま頂点に立ちましたが、今後は2部の過酷さを知るスタッフと、若くてイキイキした選手の融合が、2部リーグを勝ち抜くための大きなポイントになっていきそうです。

 

実家の庭先から撮影。四方八方が田んぼなので、改めて自分が田舎育ちということを実感しました

 

 

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