11月5日から15日まで開催された世界ジュニア(ペルー・リマ)に出場した日本選手団が17日に帰国した。団体戦で銅メダル、個人戦では6個のメダルを獲得した選手たちのコメントを紹介しよう。
渡邉航貴(埼玉栄高2年)/男子シングルス・銅メダル
「団体戦で中国相手に勝った(チームは敗戦)ことが自信になって、個人戦でも第2シードにも勝っていけた。準決勝ではスピードはついていけたけど、経験不足だったり、体力負けで…。来年はそこを克服して、アジアジュニアと世界ジュニアでいい結果を残したいです」
仁平菜月(富岡高2年)/女子シングルス・銅メダル
「準決勝(中国の第1シード)はファイナルゲームで負けていたのですが(7—14)、途中で勝ち負けより後悔しないように開き直ったら、プレーも変わったのかなと思います。最後まであきらめずにねばって戦えたのが今回成長できたこと。今年は3位なので来年は優勝できたらと思います」
荒木萌恵(西武台千葉高3年)/女子シングルス・銅メダル
「最後の方になると1試合の内容が濃くて、準決勝では体力が全然残っていませんでした。私は世界で見れば体が小さいけれど、相手に食らいつけたのはよかったです」
渡辺勇大(富岡高3年)/男子ダブルス・銅メダル
「準決勝は団体戦のときに勝っていた相手だったので、(銅メダルは)うれしい反面、悔しさも大きいです。常に自分の力を最大限に出すことが、これからの課題だと思います」
三橋健也(富岡高3年)/男子ダブルス・銅メダル
「団体で世界に通用したな、と感じたのはチーム力。個人戦にもいい影響が出たと思います。でも、準決勝は悔いが残る。今後はもっと気持ちに余裕を持ってプレーできるようになりたいです」
志田千陽(青森山田高3年)/女子ダブルス・銅メダル
「前回の世界ジュニアはベスト8に終わってしまっていたので、今回はメダルを取りたいという気持ちで頑張ってきたので素直にうれしいです。世界3位はうれしいけど、色を変えたかったという気持ちもありますし、それが今後の課題になってくると思います」
松山奈未(九州国際大付高2年)/女子ダブルス・銅メダル
「メダルは絶対に欲しかったので、とてもうれしかったです。でも、志田さんがジュニアナショナルでは最後の試合になるので、あと一つ勝ちたかったという気持ちもあります」
森岡秀斗(埼玉栄高3年)/混合ダブルス・銅メダル
「銅メダルを取れてとてもうれしいです。ドローのヤマもよかったし、調子もよかった。自分の100%の力を出しきれたと思います」
志田千陽(青森山田高3年)/混合ダブルス・銅メダル
「混合ダブルスは難しいなと思ったけど、みんなの応援などがあって、プレーもだんだんよくなりました。森岡くんが打ってカバーしてくれたので、私は気持ちで頑張りました」