10月24日に開催されたフランスOP(パリ・SS)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
男子シングルスはリー・チョンウェイ(マレーシア)が決勝に進出。5月にSS戦線に復帰して以降、いまだSSでの優勝のないチョンウェイ。今回のフランスOPにはライバルの諶龍(中国)が不出場なだけに、久々のVは目前だ。相手は初対戦となる台湾の周天成となるが、実力からいえばチョンウェイが有利。歓喜の瞬間に期待がかかる。
女子シングルスは王適嫻(中国)とキャロリーナ・マリーン(スペイン)が決勝に進んだ。どちらも強敵を倒しての決勝進出だが、王適嫻は準決勝でタイのラトチャノック・インタノンとファイナル勝負を演じている。体力的にはマリーン優勢の印象。しかし、前回のデンマークOPで中国の李雪芮が1年ぶりの優勝を飾ったように、最近不振にあえぐ中国の女子シングルス陣の奮起も目立っている。どちらもねばり強い戦いが持ち味なだけに、決勝も激しい熱戦が展開されそうだ。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−7、21−13〕0●王睜茗(中国)36分
周天成(台湾)②〔21−11、21−19〕0●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)38分
【女子シングルス】
王適嫻(中国)②〔21−13、11−21、21−19〕1●ラトチャノック・インタノン(タイ)78分
キャロリーナ・マリーン②〔21−17、21−17〕0●戴資穎(台湾)52分
【男子ダブルス】
柳延星/李龍大(韓国)②〔21−18、21−18〕0●金基正/金沙朗(韓国)50分
ピーターセン/コールディング②〔21−18、19−21、21−15〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)61分
【女子ダブルス】
湯金華/黄雅瓊(中国)②〔11−21、21−18、21−10〕1●鄭景銀/申昇瓚(74分)
駱贏/駱羽(中国)②〔21−19、21−14〕0●マヘスワリ/ポリイ(インドネシア)63分
【混合ダブルス】
ヨルダン/スサント(インドネシア)②〔21−18、21−19〕0●魯愷/黄雅瓊(中国)44分
高成炫/金荷娜(韓国)②〔21−14、21−11〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)32分