「ヨネックス杯 国際親善レディース2015」熱戦がスタート!

10月15日(木)に開会式が行なわれた「ヨネックス杯 国際親善レディース2015」は16日から、大阪府立体育会館、大阪市立浪速スポーツセンターで競技がスタート。大会は競技レベルの高いAゾーンから、年齢ごとに区切られたHゾーンまでの8つのカテゴリーが設けられ、8つの国(地域)から計240チーム、1709選手が出場。世界的に見てもこれだけのレディースプレーヤーが揃うことはほとんどない、世界に誇る大会である。

国際親善レディース

 

16日は、8ゾーンあるうちの4ゾーンで予選リーグと決勝トーナメントが行なわれた。4ゾーンは、チーム内の各選手の年齢が50歳以上(Eゾーン)、60歳以上(Fゾーン)、65歳以上(Gゾーン)、70歳以上(Hゾーン)、すなわち“ベテラン・レディース”のカテゴリーだ。ちなみに、最高年齢は81歳。それぞれ思い思いのスタイルで真剣勝負、または仲間との交流を楽しんだ。

国際親善レディース
グループリーグから熱戦が続いた

 

2001年から継続的に出場しているチャイニーズ・タイペイは、今年初めてEゾーンにもエントリー。チームを引率し続けているのは現在、台湾バドミントン協会副会長を務める頼聯旺(ライ・リァンワン)さん(86歳)だ。聞けば、「いろいろな大会に出ていますが、運営の素晴らしさ、会場の美しさなど、この大会は世界でナンバー1です!」との惚れ込みよう。今年はチャイニーズ・タイペイから4チームがB~Eゾーンにエントリーしており、“常連”として国際親善に一役買っている(なお、Eゾーンに出場したチャイニーズ・タイペイDは3敗で、残念ながら予選敗退)。

国際親善レディース
試合後は両チーム選手がまじってカメラに収まることも(愛知・春日井B-チャイニーズ・タイペイD)

 

またこの日は、三洋電機やヨネックスなどでプレーし、日本代表としても長らく活躍した廣瀬栄理子さんが来場。午前・午後の2部に分かれて、レディース選手を対象に講習会を行なった。

国際親善レディース
元日本代表の廣瀬さんによる講習会も実施
国際親善レディース
廣瀬さんと参加者で記念撮影(午後の部)

 

 

大会は17日(土)から、競技レベルの高いAゾーンなども予選リーグがスタートする。E~Hゾーンでは17日に優勝チームが決まる。

国際親善レディース
ヨネックスなどのブースも出ており、出場選手でにぎわっていた

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

 

16日のフォトギャラリーはこちら

 

 

投稿日:2015/10/17
■関連キーワード

   

人気記事ランキング

閉じる