8月28日から30日にわたって東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された2015ジュニアスポーツアジア交流大会は、バンコク(タイ)の優勝で幕を閉じた。
今年で9回目を迎えたこの大会は、16歳未満の6選手(男女3人ずつ)で構成された団体戦で、今回はアジア11都市と国内5都市から計17チームが出場(東京は2チーム)した。試合はスディルマン形式で行なわれ、4つのグループに分かれて予選ラウンドを戦ったあと順位別トーナメントが実施された。各都市とも該当年代のトップクラスの選手を選抜してチームを組むケースが多く、とくに上位のトーナメントではレベルの高い熱戦が繰り広げられた。
優勝したバンコクは、昨年のアジアジュニアU15の男子シングルスを制したクンラウット・ウィティットサーンが軸となり、予選ラウンドから全勝。男女のダブルスも安定したパフォーマンスを発揮して確実に勝利を積み重ね、12年以来の5度目の優勝を飾った。準優勝のタイペイも、この年代の女子シングルス覇者のホワン・インシュエンらが健闘。ソウル、クアラルンプールも国内外ですでに活躍する選手が好パフォーマンスを披露した。
日本では、8月20~23日に行なわれた全国中学校大会の女子シングルス、女子ダブルスでそれぞれ優勝した水井ひらり、福本真恵七/佐藤杏らを擁する福島の5位が最高。福島は予選ラウンドでバンコクと対戦し、1-4で敗れていた。
最終順位は以下の通り。
優勝 バンコク(タイ)
2位 タイペイ(台湾)
3位 ソウル(韓国)
4位 クアラルンプール(マレーシア)
5位 福島
6位 宮城
7位 東京A
8位 茨城
9位 シンガポール
10位 ジャカルタ(インドネシア)
11位 デリー(インド)
12位 東京B
13位 岩手
14位 ハノイ(ベトナム)
15位 マニラ(フィリピン)
16位 ウランバートル(モンゴル)
17位 ヤンゴン(ミャンマー)
この大会の詳報は、9月23日発売予定のバドミントン・マガジン10月号にて掲載予定。日本の各チームの集合写真も掲載します!