8月17日(月)朝、世界選手権(インドネシア・ジャカルタ)に出場した日本選手団が帰国した。帰国後、羽田空港内のホテルにて、今大会でメダルを獲得した桃田賢斗(男子シングルス)、早川賢一&遠藤大由(男子ダブルス)、福万尚子&與猶くるみ(女子ダブルス)の会見が行なわれた。
ここでは、出席した5選手のコメントを紹介しよう。
桃田賢斗(NTT東日本)
「男子シングルス史上初のベスト4以上を目標にしていましたが、準決勝は満足できる試合ができずに終わってしまいました。でもベスト4という結果を出せたのは、今後のオリンピックレースに向けて、大きな自信になると思います。いまはまだレースの前半ですが、いまの自分の実力やコンディションを考えたときに、もうオリンピックに出場するという目標だけではダメだと思っています。しっかりメダルをねらって、(それまでの)1大会1大会を頑張っていきたいです」
早川賢一(日本ユニシス)
「(敗れた)準決勝は残念でしたが、目標にしていたメダルを獲得できたことは自分たちにとってプラスになったのではないかと思います。次はスーパーシリーズ(SS)のヨネックスオープンジャパンがこの先(9月8日から東京で開催)あるので、そこでは優勝をめざします。オリンピックレースという長い目で見れば1つの大会かもしれませんが、ホームで開催される年に1回の大会なので、照準を合わせて頑張りたいと思います」
遠藤大由(日本ユニシス)
「今回、(大会前に)2週間という合宿をしっかりやり抜いて、自分たちのなかで最低限の目標(メダル獲得)を達成できたのは、本当によかったです。課題としては、プレッシャーがかかったなかで、いかにプレーするかということ。最終的にはオリンピックでのメダルが目標ですが、SSでまず優勝できるように頑張っていきたいと思います」
福万尚子(再春館製薬所)
「世界選手権のような大きな大会で自分たちのプレーを出しきることができ、ベスト4に入ることができてすごくうれしく思っています。これは熊本に来て、いろいろな人が支えてくれた結果です。1人ではこのメダルは取れなかったと思います。いま、バドミントンができることが本当に幸せだと感じています。このメダルを取れたことを、今後にしっかり生かしていきたいです」
與猶くるみ(再春館製薬所)
「今回、1回戦から自分たちのパフォーマンスを発揮できて、(主要国際大会で)初めてベスト16という壁を超えることができて、3位に入れたことをすごくうれしく思います。また、世界選手権というコートに立てたことがすごくうれしかったです。これまでいろいろなことがあったんですが、周りの方々の支えがあって、こうやって成績を残すことができました。今回の結果を自信にして、これからも頑張っていきたいと思います」