8月14日に開催された世界選手権(インドネシア・ジャカルタ)5日目は、準々決勝が行なわれた。ここでは、芝スミ子日本代表強化部長のコメントを紹介しよう。
芝スミ子日本代表強化部長
「(男子シングルスは)史上初ということですが、力をつけてここに臨んでいる。面目は果たしたかなと思います。桃田選手はスーパーシリーズで優勝した自信があるので、この勢いでメダルの色を変えていただきたい。
選手は自信というか、「いけるぞ」という気持ちがないとなかなか上には上がれない。勝つことで「世界に勝てるんだ」という気持ちが出てくる。彼はそういう部分を最近身につけたのかな。見てる側(コーチ陣)もどっしりできますよね。こちらの不安感は選手にも伝わりますけど、選手がコートにしっかり立ってくれることで、こちら側も安心して見られる。そうするとバックアップ態勢も変わってきます。この後は、楽しんでやれるかどうかですね。風のことはコーチと話しているから大丈夫でしょう。
女子ダブルスは期待されているペアが負けたけども、「メダル」という気持ちで乗り込むのと、そうではないのはやっぱり違います。勝った2人は(福万/與猶)、どちらかというと自分たちのプレーにしよう、という気持ちで乗り込んでいるので、本当の挑戦者だった思います。それがうまく表現できたかな。失うものはないですからね。彼女たちは笑顔が出てるし、いい緊張感があると思いますよ。『挑戦するためにきたぞ!』という雰囲気が出ているので、日本選手も、今後はよい緊張感でやってくれればいいなと思いますね」
※男子シングルス、女子ダブルスの準々決勝を終えてのコメント