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平田&橋本がファイナルG激戦を競り勝ち3回戦へ 世界選手権3日目Review④

8月12日に世界選手権(インドネシア・ジャカルタ)3日目が行なわれた。男子ダブルスは4ペアが勝利し、3回戦に進んだ。

 

ここでは平田典靖/橋本博且の活躍を紹介しよう。

田典靖/橋本博且②〔12−21、21−18、23−21〕1●蔡贇/魯愷(中国)73分

 

平田/橋本はシード権を持っていながら、初戦の相手は1回戦を楽に勝ち上がった中国の蔡贇/魯愷。蔡贇はロンドン五輪の金メダリスト(ペアは傅海峰)、魯愷は若手ながら高身長を生かした攻撃が武器となる選手だ。

 

1ゲーム目は「緊張してしまった」(橋本)と、ベテランペアといえども世界選手権という大舞台に身を固くしていた。その影響もあってか、スタートからうまく相手の攻撃に対応できず、12−21と大きく点差を離されてしまう。

 

しかし、2ゲームは日本ペアのねばり強さが相手を苦しめる。11点を先に奪ったのは中国ペアだったが、あきらめずにシャトルを追いかけた平田/橋本が6連続得点で一気に逆転。なんとか1−1のイーブンに戻した。

 

ファイナルゲームは中国の攻撃に出鼻をくじかれたが、相手の攻撃をしつこく押し返すと蔡贇/魯愷にミスが出始める。8—15からじわじわと追い上げて18—16と再び逆転に成功。負けられない中国ペアも必死の攻撃でポイントを奪い20—21リードとしたが、ここは日本ペアが踏ん張り3連続得点で勝利。金星を挙げて見事3回戦に進出した。

 

平田典靖のコメント

「ファイナルで逆転だったけど、最後まであきらめずにやってこれた結果です。2ゲーム目は取ったので(3ゲーム目は)11点からでも逆転はあると思ってました。ただ、すぐに追いつけなかったので苦しかったですね。明日は今日よりも強敵で、まだ1回も勝ったことがないので、今日みたいにあきらめないで思い切っていきたいです」

 

橋本博且のコメント
「初戦で緊張したけど、最後まであきらめなかったのが勝利につながったかなと思います。相手に蔡贇がいるのはプレッシャーがあるし、経験も豊富なので2点差があっても気が抜けないなと思っていました。(3ゲームは)チェンジエンズしてから平田さんのサービスでパンパンと決まって追いつき出したので、そこからは気持ちは楽になっていけたと思います」

 

 

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