7月5日に閉幕したアジアジュニアU19選手権(タイ・バンコク)では、日本が団体銅メダルを獲得したのに引き続き、個人戦でも男子シングルスの渡辺勇大(富岡高③)、女子シングルスの荒木萌恵(西武台千葉高③)、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未(青森山田③/九州国際大付高②)らが、3位入賞を果たし3つのメダルをつかんでいる。
前回大会は女子シングルスで山口茜(勝山高③)が優勝、男子シングルスで常山幹太(現・トナミ運輸)が準優勝などの好成績を残しているが、今年の個人戦では銅メダル3つにとどまった。しかし、女子ダブルスでは志田/松山が第1シードを破っており、荒木も準決勝で地元タイの選手とファイナル勝負の接戦を演じてみせた。同じく男子シングルスの渡辺も、三橋健也とのダブルスで敗れた悔しさをシングルスで爆発させメダルを獲得している。
今回出場したメンバーは各学校に戻り、8月のインターハイ(京都府・長岡京市)で今度はライバルとして激突する。なお、今年の世界ジュニアは11月10〜15日にペルーの首都・リマで開催される予定だ。
日本選手の個人戦結果は以下の通り。
【男子シングルス】
渡辺勇大(富岡高③)…銅メダル!
小川桂汰(埼玉栄③)…3回戦進出
三橋健也(富岡高③)…2回戦進出
小倉由嵩(東大阪大柏原③)…2回戦進出
【女子シングルス】
荒木萌恵(西武台千葉③)…銅メダル!
仁平菜月(富岡②)…8強
齋藤栞(埼玉栄③)…8強
川上紗恵奈(富岡③)…8強
【男子ダブルス】
酒井健登/渡邉航貴(埼玉栄③/②)…2回戦進出
森岡秀斗/小川桂汰(埼玉栄③)…2回戦進出
三橋健也/渡辺勇大(富岡③)…1回戦敗退
【女子ダブルス】
志田千陽/松山奈未(青森山田③/九州国際大付②)…銅メダル!
小野菜保/高畑祐紀子(金沢向陽③/大宮東③)…8強
曽根夏姫/斉藤ひかり(青森山田③)…3回戦進出
【混合ダブルス】
酒井健登/斉藤ひかり(埼玉栄③/青森山田③)…3回戦進出
森岡秀斗/志田千陽(埼玉栄③/青森山田③)…2回戦進出
小野寺雅之/曽根夏姫(埼玉栄②/青森山田③)…2回戦進出
渡邉航貴/松山奈未(埼玉栄②/九州国際大付②)…2回戦進出