7月1日に開幕したホワイトナイツ・インターナショナルチャレンジ(ロシア・ガッチナ)は、予選、本戦1回戦が行なわれた。日本からは中学2年生ながら自費参加している奈良岡功大が出場し、1日に行なわれた予選では地元ロシア選手をストレートで圧倒。見事本戦への出場を決めた。
7月2日に行なわれた本戦1回戦では、12年ロンドン五輪に出場したスペインのパブロ・アビアン(世界ランキング45位)と対戦。今年から始まった欧州大会を制して勢いに乗る29歳のベテランに対して、奈良岡はパワーや経験値で劣るものの、ねばり強くシャトルを追いかけてリードを奪う場面をつくった。しかし、勝負所でのミスが響き、試合はストレートで敗戦。それでも、相手の本気のプレーを引き出し、45分間の試合をきっちり戦い抜いてみせた。
日本から遠く離れたロシアの地で、“オトナ”の選手への挑戦となった今大会。この経験は、きっと次への大きな糧となるはずだ。
奈良岡功大の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
■予選1回戦
奈良岡功大②〔21−6、21−9〕0●イワン・ハイメノク(ロシア)18分
※予選2回戦は試合が行なわれず、奈良岡は本戦に出場が決定
■本戦1回戦
奈良岡功大●0〔16−21、15−21〕②パブロ・アビアン(スペイン)45分
※本人、監督のコメントなどは後日掲載予定。