2月21日に開催されたアジア団体選手権2016(インド・ハイデラバード)最終日は、男女決勝戦が行なわれた。
男女とも決勝に勝ち進んだ日本は、先に女子が中国と対戦。第1シングルスは奥原希望と王適嫻が激突すると、奥原がファイナル勝負を制して先勝。続く第1ダブルスに登場した髙橋礼華/松友美佐紀も、駱贏/田卿に12本、16本のストレート勝ちをおさめ、優勝まであと1勝とした。
しかし、ここから中国が猛反撃。第2シングルスの佐藤冴香が孫瑜に敗れると、第2ダブルスの福万尚子/與猶くるみも敗戦して2連敗。第3シングルスの橋本も若手の何冰嬌にストレート負けを喫し、日本は惜しくも2−3で敗北し準優勝となった。
女子決勝の後に行なわれた男子決勝は、日本がインドネシアと対戦。第1シングルスの桃田賢斗が2−0のストレートで完勝したが、早川賢一/遠藤大由がまさかのファイナルゲーム負け。悪い流れが続き、第2シングルスの佐々木翔もストレートで敗れてしまう。
第2ダブルスの園田啓悟/嘉村健士がなんとかポイントを奪い返して2−2のイーブンに戻すと、第3シングルスに西本拳太が出場。インドネシアの若手・クリスティ・ヨナタンと対戦すると、お互いに1ゲームを奪いあった後の第3ゲーム、勢いに乗ったヨナタンが後半に抜け出し勝利。日本は惜しくも敗れ準優勝に終わった。
▼男子
日本 2−3 インドネシア
桃田賢斗②〔21−17、21−7〕0●イーサン・マウラナ・ムストファ39分
早川賢一/遠藤大由●1〔20−22、21−14、17−21〕②プラタマ/スワルディ58分
佐々木翔●0〔7−21、16−21〕②ギンティン・アンソニー31分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−16、21−15〕0●アングリアワン/サプトラ31分
西本拳太●1〔21−14、19−21、13−21〕②クリスティ・ヨナタン61分
▼女子
日本 2–3 中国
奥原希望②〔17−21、21−16、21−15〕1●王適嫻76分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−12、21−16〕0●田卿/駱贏45分
佐藤冴香●0〔20−22、19−21〕②孫瑜47分
福万尚子/與猶くるみ●0〔11−21、10−21〕②駱羽/唐淵渟32分
橋本由衣●0〔18−21、12−21〕②何冰嬌