6月9日、日本バドミントン協会が発表する日本ランキングが更新された。
今回の日本ランキングは、5月27日から5月31日まで開催された日本ランキングサーキット(以下、RC)の結果が反映されたもの。同時期に開催されたスディルマンカップ(オーストラリア・ゴールドコースト)に参戦した日本代表選手は出場しなかったが、RCには各年代のトップ選手が集結。上位進出を果たした選手たちが、国内のランキングポイントを加算している。
男子シングルスは、RC2回戦で敗れていた坂井一将(日本ユニシス)が1位をキープ。2位には西本拳太(トナミ運輸)、3位にはRC準優勝の上田拓馬(日本ユニシス)が続く。今回は1位から5位まで順位に変動はなかった。
RC優勝の桃田賢斗(NTT東日本)がランク11位から6位に、ベスト4の奈良岡功大(浪岡高)が10位圏内目前の12位にした。また、埼玉栄高校を卒業したばかりの渡邉航貴(日本ユニシス)が16位、RCで桃田に善戦した古賀穂(早稲田大)が17位と、それぞれ順位を上げている。
女子シングルスは山口茜(再春館製薬所)が引き続き1位を守り、2位には奥原希望(日本ユニシス)、佐藤冴香(ヨネックス)が続いた。男子シングルス同様に、上位7位までに大きな変動はなかった。
RC優勝の仁平菜月(トナミ運輸)が12位から9位に、準優勝の齋藤栞(ACT SAIKYO)が14位から12位に、そしてダブルスとの「二刀流」で3位入賞を果たした松本麻佑(北都銀行)が17位にランクインした。
男子ダブルス1位は園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)。遠藤大由/渡辺勇大が2位、井上拓斗/金子祐樹が3位と日本ユニシス勢が続く。
RC優勝の古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)が29位から15位にランクアップ。同大会ベスト8の下農走/小林優吾(トナミ運輸)が4位、橋本博且/佐伯祐行(福井県立南特別支援学校/福井県体育協会)が5位に、ランクインした。
女子ダブルス1位は髙橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)。RC優勝の松本麻佑/永原和可那は前回と同じ5位となっている。女子ダブルスも1位から8位までに変動はなかった。
RC準優勝の篠谷菜留/星千智(日本ユニシス)が2ランクアップの10位に浮上。新ペアで3位入賞の松田蒼/荒木茜羽(岐阜トリッキーパンダース)が15位にランクインした。
混合ダブルス1位は数野健太/栗原文音(日本ユニシス)、2位は渡辺勇大/東野有紗(同)の日本代表ペアと順位は変わらず。
RC準優勝の米元優樹/米元陽花(宇部興産/ACT SAIKYO)が9位から5位にランクアップしたほか、同大会初出場初優勝の金子祐樹/中西貴映(日本ユニシス/早稲田大)が11位にランクインしている。
【国内ランク】
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男子シングルス
女子シングルス
男子ダブルス
女子ダブルス
混合ダブルス
文/バドミントン・マガジン編集部