3月12日に開催された全英OP(バーミンガム・SSP)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本は女子シングルスの奥原希望、男子ダブルスの早川賢一/遠藤大由、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が登場。男子ダブルスの早川/遠藤はマレーシアの若手ゴーVS/タンWKと対戦すると、13本15本のストレートで快勝。全英では2年ぶりの決勝進出を決めた。
女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀は世界ランク1位の駱贏/駱羽(中国)と激突。序盤からリードを保った髙橋/松友がそのまま相手を抑え、見事な完封劇で勝利。女子ダブルスでは11年藤井瑞希/垣岩令佳(2位)以来となる決勝進出を果たした。
女子シングルスの奥原希望も、世界ランク1位のキャロリーナ・マリーン(スペイン)と対戦。第1ゲームは11本で奪われたものの、2ゲーム以降は持ち前のねばりを発揮。終盤は相手を冷静にさばいた奥原が主導権を握り、そのまま押し切った。奥原は全英で初の決勝進出、同種目では11年廣瀬栄理子以来の決勝進出となる。
また、日本選手がスーパーシリーズなどの主要大会で3種目決勝進出を果たしたのは初となる。
【男子シングルス】
林丹(中国)②〔18−21、21−15、21−9〕1●薛松(中国)82分
田厚威(中国)②〔15−21、21−14、21−14〕1●H・K・ヴィッテンフス(デンマーク)75分
【女子シングルス】
王適嫻(中国)②〔21−23、21−12、21−15〕1●戴資穎(台湾)71分
奥原希望②〔11−21、21−16、21−14〕1●キャロリーナ・マリーン(スペイン)72分
【男子ダブルス】
早川賢一/遠藤大由②〔21−13、21−15〕0●ゴーVS/タンWK(マレーシア)43分
イワノフ/ソゾノフ(ロシア)②〔14−21、21−17、21−15〕1●柳延星/李龍大(韓国)68分
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−12、21−9〕0●駱贏/駱羽(中国)45分
【混合ダブルス】
ヨルダン/スサント(インドネシア)②〔21−19、21−16〕0●張楠/趙蕓蕾(中国)47分
ニールセン/ペデルセン(デンマーク)②〔21−13、22−20〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)42分